発見! ふくしま 豊かな海が育む、「常磐もの」を自宅で味わう。
福島県の沖合で育まれる海産物「常磐もの」。
これから旬を迎える
極上の海の幸の数々を自宅に取り寄せて、
春の味覚に存分に舌鼓を打ちたい。
自宅で楽しむ常磐ものを、100名様にプレゼント!
ここで紹介する「常磐もの」を、自宅で味わうチャンス!
この企画のために特別に用意した食のセットを、抽選で100名様にプレゼント。
奮ってご応募ください。
- あんこう鍋米粉麺セットと大七 純米生酛 CLASSICのセット
- めひかり開き干しとRice Magic スパークリングREDのセット
- おかえりほっき飯と太平桜いわきろまん純米酒のセット
- さんまみりんぼしと笹の川 天のつぶ 昔仕立て純米酒のセット
- 七浜漬 うに貝焼き
-
さんまのぽーぽー焼風蒲鉾、キンキ焼かまぼこ、
ボーノ棒(スモークサーモン)セット - さんま ささ干 めひかり唐揚げ
- 鰹揚げ浸し オリーブオイル漬
- いわき常磐炭鉱石炭揚げ 長久保のしそ巻
- しらす山椒油漬け クリームチーズのみそ漬
- ご応募は日本国内在住の成人の方に限らせていただきます。
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CCCメディアハウス マーケティング部
webpresent@cccmh.co.jp常磐ものとは?
「常磐もの」。この言葉を知っているなら、かなりの魚好きであり食通と言っていい。常磐ものとは、大小さまざまな漁港を有する福島県沖を中心に、茨城県沖までを含む「常磐沖」で獲れる、海産物とその加工品を指す。常磐ものは、かつてより漁業関係者から「美味い」と言われてきたブランド銘柄。旧築地市場の水産業者を対象とした調査でも、99%が「常磐ものはおいしい」と回答するほどだ。
なぜ美味い魚が獲れるのか? 福島県でも水産加工の盛んないわき市の小名浜で、常磐ものの加工品を製造販売する上野台豊商店の上野臺優さんは、「潮目の海だからです」と答える。
「常磐沖は北からの親潮と南からの黒潮がぶつかる『潮目の海』。栄養が豊富な親潮の魚はもちろん、黒潮で北上してきた魚も親潮のプランクトンを食べて繁殖するため、多彩で質のいい魚が獲れると言われています」
この海で獲れるメヒカリは、丸ごと食べられる。
夏はカツオ、秋はヒラメにサンマ、冬はカレイにアンコウ。四季折々、小名浜に揚がる魚は代わる。これから旬を迎える、常磐ものの春のお薦めといえばどんな魚があるのだろう。
「いわき市の魚に指定されているメヒカリです。常磐沖のメヒカリは脂がのって、皮や骨もやわらかいため丸ごと食べられると評判です。また2月後半から3月に旬を迎えるアンコウですが、温暖化の影響からか旬が後ろに下がる傾向があります。4月でも脂ののった味を楽しめると思いますよ」
コロナ禍のいま、旬の常磐ものを味わいに、現地を訪れるのが難しい。ならばそこは、お取り寄せといこう。前述した通り、常磐ものは生魚に限らない。旨味を凝縮し、際立たせた上質な加工品もまた絶品揃いだ。今回は、一手間加えてさらにおいしくなるアレンジレシピと、料理に合う地酒も紹介。福島から届く旬の常磐もので、存分に春を味わおうではないか。
常磐ものでつくる逸品を、
地酒とともに楽しもう。
常磐ものの加工品でご馳走をつくり、福島の酒と合わせよう。トータル飲料コンサルタントの友田晶子さんによれば、福島の酒は歴史あるコンペティション『全国新酒鑑評会』で、近年の金賞受賞率が最も高いという。「この鑑評会は造り手さんの技術力が評価されます。震災後、県内の蔵元が情報や技術を共有し、一丸となり復興へと邁進した結果の現れなのでしょう」。洗練された香りと米の甘みを伴う福島の酒で、常磐ものと魅力を引き立て合うペアリングを楽しみたい。
友田晶子(トータル飲料コンサルタント)
長年の経験と感性を活かし、酒と食に関する情報を発信。(一社)日本のSAKEとWINEを愛する女性の会(SAKE女の会)代表理事、日本飲料ビジネス研究会会長。
濃厚なあん肝入り味噌仕立てスープ
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「あんこう鍋米粉麺セット」の
アンコウ切身…350ℊ×2袋 - カブ…4個
- 長ネギ…1本
- エノキ…1/2袋
- シイタケ…4個
- 菜の花…1/2束
-
あん肝入味噌スープの素
…150ℊ×2袋 - 水…800㎖
- 米粉麺…120ℊ
- アンコウを湯通しする。
-
鍋の中に特製スープを入れ、
800㎖の水でよく溶かす。 -
カブはくし形で食べやすい大きさに、
長ネギは斜めスライス、
エノキは石づきを取っておく。 -
スープが煮立ったら、1と3、
シイタケ、菜の花を入れ、
火が通ったら完成。
シメには米粉麺を。
生酛の熟成酒ブレンド
生酛の熟成酒ブレンド
リッチな炊き込みご飯。
-
「おかえりほっき飯」の素
…1袋(158ℊ) - 米…2合
- ショウガ…適量
- 豆苗…1/3束
- 水…320㎖
-
米を研ぎ、
「おかえりほっき飯」の素(1袋)と
水と千切りにしたショウガを
加えて炊飯器で炊く。
なお、鍋を使う場合は
中火から強火で沸騰したら、
ごく弱火で12分炊き、
10秒強火にして火を止める。 - 刻んだ豆苗を加えて混ぜ合わせる。
オール福島の酒で〆る。
いわきろまん 純米酒
サラダというみりん干しの新提案。
春菊のサラダ
- 「さんまみりんぼし」…3尾
- 春菊…1束
- ミョウガ…2個
- 長ネギ…1本
- 食用菊(あれば)…適量
- 醤油…大さじ2
- 米酢…大さじ2
- ごま油…小さじ1
-
「さんまみりんぼし」を
弱火で焼き、ほぐしておく。 -
春菊の葉を摘み、
ミョウガは縦にスライス、
長ネギは斜めにスライスして
水にさらしておく。 -
醤油、米酢、ごま油を合わせ、
ドレッシングをつくる。 - 2の水をよく切り、1と和える。
-
器に盛り付け、
食用菊を散らして
ドレッシングをかければ完成。
春のサラダを引き立てる。
昔仕立て純米酒
ぷりぷりの食感をアツアツで堪能。
-
「めひかり開き干し」
…1袋(5尾) - ニンニク…1片
- 鷹の爪…1本
- 山椒の実…大さじ1
- マッシュルーム…4個
- セリ…適量
- オリーブオイル…100㎖
-
鍋にオリーブオイルと
潰したニンニクと鷹の爪と
山椒の実を入れ、弱火にかける。 -
香りが出てきたら
「めひかり開き干し」を加え、
中火にする。 -
メヒカリの表面に火が通ったら
マッシュルームを加える。
全体に火が通ったら、
刻んだセリを加えて完成。
爽やかなスパークリング酒。
スパークリングRED
まだまだある!
ふくしまの食を取り寄せて堪能。
さんまのぽーぽー焼風蒲鉾、
キンキ焼かまぼこ、ボーノ棒(スモークサーモン)
ぽーぽー焼風蒲鉾とキンキを皮ごと練り込んだ焼き蒲鉾のベーシックな練り物に加え、チーズを使用したイタリア風かまぼこ「ボーノ棒」。「さんまのぽーぽー焼風蒲鉾」¥1,200(5枚)、「キンキ焼かまぼこ」¥240(1枚)、「ボーノ棒」¥1,170(3種)/すべて貴千 0120-507-134
祝いの席に似合う、豪華な海鮮粕漬。
七浜漬
アワビに筋子やホタテ貝、数の子にウニ……。厳選した海の幸10品目を家伝の製法により粕漬けした、なんとも豪華な魚介の盛り合わせ。その優しい風味は決して焼かずにそのままで。辛口タイプの日本酒とともに味わいたい。¥5,940/大川魚店☎0246-32-2916
磯香る黒き新名物。
いわき常磐炭鉱石炭揚げ
カジキの竜田揚げをイカ墨のオリジナルソースでコーティング。かつて盛んだった石炭採掘をしのび、石炭を思わせるルックスに仕上げた新名物。残ったソースはイカ墨のリゾットにしても。¥810/IWAKI CALL☎0246-35-0150
いわきの魚の揚げ物。
めひかり唐揚げ
下処理がされているため、冷凍のまま油で揚げれば出来上がり。酒のつまみやご飯のおかずはもちろん、弁当にも便利ないわきの伝統料理。ぷりぷりとしたメヒカリの食感を楽しめる。¥1,350(250ℊ×2袋)/いわき市観光物産センター☎0246-92-3701
新感覚の揚げ浸し。
鰹揚げ浸し オリーブオイル漬
カツオを油で揚げ、生姜醤油のタレに漬けた福島県沿岸の郷土料理。その揚げ油にオリーブオイルを用いて、より軽やかに仕立て上げた。オリーブの風味がほのかに漂い、白ワインとも好相性。晩酌にもぴったりだ。¥464(3切れ)/ニイダヤ水産☎0246-32-4266
ふと故郷を思い出す。
長久保のしそ巻
1年間、塩のみで漬けた大根を、同じく半年から1年をかけて塩漬けしたシソの葉で巻き醤油に3度漬けする、そのほぼすべてが手作業という温もりを感じる素朴な味。故郷を思い出すのは、意外とこんな漬物かもしれない。¥540(30本)/長久保食品 0120-23-2423
保存が利く干しサンマ
さんま ささ干
サンマの消費量が多いいわきでは、保存食も豊富だ。このささ干は生魚特有の臭みを取るべく、ていねいに下処理し秘伝の調味液に漬け、乾燥ののち冷凍させる独自の製法で仕上げた。香りはまろやかで、味わいも旨味が凝縮して優しい。¥3,024(7尾)/丸由水産☎0246-92-2932
料理に添えてアクセントにも。
クリームチーズのみそ漬
味噌とクリームチーズ。和と洋の発酵食品を融合させた、香りも味わいも濃厚な一品だ。甘味のあるクリーミーなチーズの舌触りを楽しんでいると、後味にふわりと味噌が香る。酒のつまみはもちろん、和洋を問わず料理のアクセントとしても活躍する。¥594(35ℊ)/香の蔵☎0120-058-509
頬張る幸せ。
うに貝焼き
明治時代、保存のためにウニを貝に乗せ蒸し焼きにしたのが始まりの郷土料理。6個分ものウニが山盛りとなった豪快な品。火を通すことで生以上に香りが際立つ。¥3,160(3個)/製造:カナリシーフーズ☎0246-85-5915 販売:ふくしま市場(下部Information参照)
芳香な食卓の名脇役。
しらす山椒油漬け
相馬で水揚げされたシラスを、山椒の風味を封じ込めたえごま油で漬けた香り豊かな調味食。酒の肴としてもよし、パスタや炒飯の具材にも、ご飯にかけてもよしと、食べ方やアレンジを問わず活躍してくれる名脇役だ。¥648(80ℊ)/海鮮フーズ☎0244-35-2663
産地直送品が揃う「ふくしま市場」をチェック!
常磐の海や土地と向き合い、
生産者たちが目指すもの。
東日本大震災から10年経ったいま願うのは、震災前に戻る復興ではない。
それ以上に活気に満ちた、福島県の沿岸地域「浜通り」を新興することだ。
今後の活動が楽しみな3組の生産者から話を聞いた。
伝統料理を復活させ、常磐もののおいしさを広める。
いわき市小名浜で水産仲買・水産加工を行う「上野台豊商店」は、ていねいな仕事に定評がある。代表の上野臺優さんによれば、沖合での漁は震災後すぐ操業が再開したが、底引き漁はまだ試験操業だそうだ。「水揚げ量は以前の2割程度と、厳しい状況です」。また、震災前から危惧していたこともある。魚の消費量の減少だ。「大げさでなく魚の郷土料理や食文化が立ち消えてしまうのではと、危機感をもちました」
上野臺さんは、旧知の仲卸やシェフらと「郷土料理再生プロジェクト」を発足。郷土料理を知らない若い世代に食べて欲しいと「さんまポーポー焼き」を開発した。
「ポーポー焼きは、サンマの皮を剥ぎ、骨を取り、身を叩いて焼く手間のかかる料理。そこで、焼くだけの商品を開発しました」
さらに子どもたちへ向けて、昨年春より幼稚園や小学校を対象とした魚の食育授業「みみみプロジェクト」も立ち上げた。「授業では、生のサンマを触ってもらったり、自分たちでぽーぽー焼きを焼いて食べてもらいます。そうした体験で魚に親しんでもらい、日常的に食べてもらえるようになれば嬉しいですね」
上野臺さんら有志の活動が、未来を担う子どもたちに常磐もののおいしさを伝え、いわきの食文化をつないでいくのだ。
土壌の改良や新しい試みで、農家の8代目は生産者のハブとなる。
江戸時代から続く農家の8代目、白石長利さんも、いわきの未来を担う生産者。
「震災の風評に凹んでるヒマなんてない。一昨年の水害で畑が全滅しましたが、必死に土壌を改善した結果、昨年は大豊作。起こったことに対応するだけです」
このコロナ禍でも、前向きな志向が道を切り開いた。「トラックマルシェ」と命名し、飲食店に卸せなくなった野菜を知り合いの会社で直販したのだ。「それが報道されて、『ウチでも販売してほしい』という声をいただきました」
畑同様に水害でハウスも倒壊したが、もうすぐ再建される予定。そこでは「お年寄りのお茶飲み場や、近隣の方のバーベキューなどに使ってほしい」と計画している。いわきの「ハブ農家」を自称する白石さんの次なる仕掛けが楽しみだ。
柚子が名物の楢葉町の魅力を、
「香り」によって発信したい。
福島県沿岸、浜通りのほぼ中央に位置する双葉郡楢葉町。海や山々、豊かな自然に恵まれた町の魅力を「香り」で届けるアロマブランド「NARA-ROMA」は、町の名物である柚子を活用した新たな特産品づくりを目指す。主力アイテムは、柚子の皮から抽出したフレッシュな香りを楽しめるマルチバーム。代表の安達有希さんはこう話す。「柚子農家さんや楢葉のお母さんたち、それを発信するクリエイターが輪となって取り組みを行っています」。お土産品としてだけではなく、首都圏のセレクトショップにも並ぶような強く新しいモノづくりを目指し、今後はアロマスプレーやキャンドルといった商品も展開予定。香りに乗って軽やかに、楢葉町の魅力が発信されていくのだ。