聖地バロッコのテスティングフィールドで、鍛えられるアルファ ロメオの特別な走り。
アウトストラーダ4号線。
ミラノとトリノを結ぶ中間地点に、バロッコがある。
「アルファ ロメオの聖地」と呼ばれるこの場所は、
高速周回路やラフロードなど19ものコースが複合的に存在する場所。
「聖地」と呼ばれる理由は、1962年にアルファ ロメオがこのコースを開設したからだ。
開設当初から残る「アルファ ロメオ・トラック」は、全長約5㎞のショートコース。いまもこの場所をテスティングフィールドとしてすべてのモデルが開発される。ときおり現れるパイロン、独特なコーナーの縁石…… まさにこの場所で伝説のレース部門「アウトデルタ」が、さまざまなアルファ ロメオを開発したのだ。
最新の4Cは弾丸のようにコーナーを駆け抜け、ジュリエッタ クアドリフォリオ ヴェルデは、ツーリングのときのように、気持ちよくコースを駆け抜ける。幸運のシンボル、四つ葉のクローバーのエンブレムをまとう高性能モデルをはじめ、エンジンの効率を極限まで追求し、サーキットという特別な場所でも感動できるようセッティングするのがアルファ ロメオだ。
同じエンジンを搭載しながら、操縦感覚は全く違う2台。だが、根底に流れる「スポーティで心地よい感覚」は、ブレがなく同じもの。アルファ ロメオの変わらぬ精神は、いまもバロッコに息づいている。
特別な許可のもと4Cの走りを眺める長澤さん。真摯にクルマのパフォーマンスを追求する姿がそこにある。ブルゾン¥70,200、ニット¥44,280、パンツ¥27,432/すべてアクネ ストゥディオズ(アクネ ストゥディオズ アオヤマ ☎03・6418・9923) シューズは私物
伝説のレース部門「アウトデルタ」のガレージの前にて。
「アルファ ロメオを知るようになってスポーティなクルマが好きになりました。」と長澤さん。