「トランプ勝利」世界に広がる驚き、嘆き、叫び

「トランプ勝利」世界に広がる驚き、嘆き、叫び

激戦州とされていたフロリダ州(選挙人29)やオハイオ州(同18)、ノースカロライナ州(同15)をヒラリー・クリントンが落としたことが明白となり、来年1月20日の「ドナルド・トランプ大統領」誕生がほぼ確実となっている。

あのブレグジット(英EU離脱)の時と同じ、「まさか」の事態。ソーシャルメディア上には、クリントン支持者、トランプ支持者、メディア関係者、あるいはこの世紀の一戦を見守っていた外国人たちの「驚きの声」がどんどん溢れだした。(ニューズウィーク日本版ウェブ編集部)


「備えよ。メキシコ・ペソ下落11.54%、東京下落4.10%、香港下落3.46%、シドニー下落3.45%、ダウ先物下落3.88%」(エンジェル投資家のピーター・シャンクマン)


「なんてことだ。トランプがもしも言っていたとおりのことを行えば、2008年の世界恐慌がましに思えるぐらいの世界恐慌が訪れると言う経済学者が出てきたぞ」(本誌記者のカート・アイケンワルド)


米大統領選をカバーし続けてきた本誌ウェブコラムストの渡辺由佳里さん


「トランプは議会抜きでは何も出来ないからパニックにならなくていいってみんな言うけど、議会の多数党は今も、今後も共和党」


「カナダ入管局のサイトがダウンした。ジョークではない。これが完全パニックモードに陥った今のアメリカ」(市民活動家のエリン・シュロード)

「カナダ国境からライブ中継中」


「やぁ。僕は今も反トランプだけど、クルーグマンのような傲慢なリベラルたちが大慌てするのは、正直、見ていて面白いよ」


「自分の国のことはもっと分かっていると心から思っていたが、こんなことになった。破綻国家になると警告していたはずだが...(1)」「...私自身、ただ共和党の過激主義なのではなく、大部分の国民に深い憎悪があることに気付いていなかった。これからどう前に進めばいいのか?(2)」(経済学者のポール・クルーグマン)


「これこそ本当のオクトーバー・サプライズ! 私たちはもう死んでいて、ここは地獄だった」

「もしトランプを侮辱したことがあるなら、インターネットから削除したほうがいい。彼は復讐心のクソ野郎だから」


「トランプ次期米大統領」


「今日トランプに投票した人は、自分のラティーノ、アフリカ系アメリカ人、LGBT、女性、イスラム教徒の友人に『あなたのことはどうでもいい』と伝えること」


「シンプソンズがまた預言していた」

「『自分の大統領じゃない』と叫ぶカリフォルニア大学サンディエゴ校の学生たち」


「レディー・ガガがニューヨーク市のトランプ・タワーの外でゴミ収集車に乗って抗議 "愛は憎しみに勝利する"」(レディー・ガガのニュースを配信するアカウント)