いまや、結婚や夫婦のかたちは無数にあると言っても言い過ぎではないでしょう。そんないま、あえてPenは結婚の意味を考えました。美しくて、楽しくて、面倒で、恐ろしいこの結婚という結びつきについて、様々な切り口から幅広く掘り下げています。
まずは、さまざまなジャンルのエキスパートが語る「結婚」について。「婚活」を提唱した山田昌弘さんが、そもそも結婚とは何かを解説します。続いて、現代の恋愛事情を描く人気漫画家の江川達也さんが、「結婚とはいわば男のレベルアップのための試練だ!」と大放言。一方、夫・弘兼憲史さんとの生活を赤裸々にエッセイに綴ったことで話題の柴門ふみさんは、女性の目線から夫婦の理想と現実についてアドバイスを贈ります。
結婚や恋愛について考えるには、映画、音楽、本、漫画にヒントを得るのがいちばん!ということで、ブロードキャスターのピーター・バラカンさん、スタイリストの伊賀大介さん、森岡書店の森岡督行さんなどの目ききたちが、愛にまつわるのべ48作品をセレクトしました。どの作品にも、胸にグッと迫るところ、共感できるポイントがあるはず。名作アートや短歌に描かれてきた夫と妻の絆についても解説します。
ハイテクとアナログな切り口もあります。AI、VRといったテクノロジーとウェディングとの関係、対照的に、昔ながらの嫁入りの光景を自宅で「前撮り」し続ける写真家・三澤武彦さんの作品を紹介します。実用面では、男性が結婚を考える時に訊きたいウェディングコンシェルジュのアドバイスや、ふたりの記念日に贈りたくなる“一生モノ”のプロダクトも提案します。
性別や未婚・既婚のステータスにかかわらず、読みものとして結婚やライフスタイルを考える、味わい深い特集です
好評発売中の「Pen」 4月15日 号「いまこそ、結婚の話をしよう。」特集。
未婚率が上がり、式を挙げない「ナシ婚」も増加するいま、あえて結婚について考えてみた今回の特集。結婚を意識している人や式の準備をしている人だけでなく、既婚者の方々にも、結婚について考察するきっかけとなるはずです。 ※写真は「Pen」 4月15日 号「いまこそ、結婚の話をしよう。」特集より
「結婚をテーマにした作品」を、男性はわざわざ探して手に取ることは少ないかもしれません。でも、さまざまな形の結婚や愛を描いた作品には、学びや気付きがたくさんあるものです。特集では映画、本、音楽、漫画という4つのジャンルをピックアップし、それぞれに通じる選者に結婚の素晴らしさや難しさを描いた良作を挙げてもらいました。 ※写真は「Pen」 4月15日 号「いまこそ、結婚の話をしよう。」特集より
名画から読み取れる、天才画家たちの結婚観にも注目しました。ふたりの生活の幸福感を、浮遊するイメージで表現したシャガールや、聖母マリアのように妻を描いたダリなど、妻の存在は作品への影響も少なくなかったようです。ピカソやモディリアーニは、死後、妻が自分の後を追うように命を絶つほど愛された存在。7人の画家から結婚を紐解きます。 ※写真は「Pen」 4月15日 号「いまこそ、結婚の話をしよう。」特集より
結婚記念日などの節目にふさわしい、ふたりで長く使える逸品を集めてみました。海外でも人気を集める開花堂のティーポットやウォーターピッチャー、卵型のケースがインパクト大なクリストフルのカトラリーセットなどのテーブル周りから、ライカのコンパクトで高性能なカメラまで。上質でユニークな逸品をふたりの生活に取り入れれば、結婚生活も円満に? ※写真は「Pen」 4月15日 号「いまこそ、結婚の話をしよう。」特集より
決して表舞台に出ることがなかったハリー・ウィンストン。自身の名を冠したブランドは世界的にも有名ですが、彼の生い立ちや歴史を語れる人はそれほど多くありません。この第二特集は、そんな「ハリー・ウィンストンの真実」に迫っています。「キング・オブ・ダイヤモンド」の秘密を解き明かします。 ※写真は「Pen」 4月15日 号「いまこそ、結婚の話をしよう。」特集より
第3特集は「メイド・イン・ジャパンの美しい文房具。」職人が手がけ、ツールとしても一生モノの価値を秘めた逸品や新製品や、発売以来50年以上も愛され続けるロングセラー商品など、実直な手仕事から生まれた美しいカタチには、日本ならではの洗練された心意気が現れています。文具ファンならずとも要注目の企画です。 ※写真は「Pen」 4月15日 号「いまこそ、結婚の話をしよう。」特集より
「いまこそ、結婚の話をしょう。」
2017年 4月15日号 No.426 ¥602(税抜)
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