Pen最新号『ジョン・レノンを語れ!』とJ-WAVE「STEP ONE」がコラボした特別番組「PEN TALK ABOUT JOHN」。1月16日にゲストで登場したのは、ミュージシャンの堀込泰行だ。幼い頃から、音楽好きの父の影響で家にあったビートルズやジョン・レノンのアルバムを聴いて育ったという堀込。キリンジ時代には、2002年に開催された音楽祭「ジョン・レノン・スーパーライブ」に出演した経験をもつ。
「僕が好きなジョン・レノンは『ノーホエア・マン』とか『アイム・オンリー・スリーピング』とか、ああゆうちょっと厭世的な部分をもつ曲。幼い頃から家でビートルズがかかっていたけれど、意識して聴くようになったのは大学に入ってからで、そこで本当にビートルズのすごさに気づいてはまっていきました。多感な時期だから大学のキャンパスも嫌いでしたし、サークルにも入っていなかったから、自分自身が厭世的なところもあって、そういう曲が好きだった」と語る堀込。皮肉を含んだ歌詞や“自分の居場所がない”と歌うジョンに深く共感したという。一方、「ポールの整合性のあるポップスも最高なんですけれど、ジョンは手癖っぽい曲が多いのに、そのどれもが美しい。ごく自然に感銘を受けたものが形になって、ミュージシャンとして成熟した感じがあったり」と、メロディーメーカーとしてのジョンの魅力も語った。
儚い美しさと皮肉屋という側面を併せもつアンバランスさに、ジョンの魅力を感じたという堀込。そんな彼が選んだ1曲は『ウォッチング・ザ・ホイールズ』だ。「ずっと隠遁生活を送っていたジョンが、カムバックしてリリースしたアルバム『ダブル・ファンタジー』の中に収録されているんですけれど『みんな、俺が引退して人生を投げ出したのかと言うけれど、俺はただメリーゴーランドを眺めているのが好きなんだ』って歌っているんですよね。『ノーホエア・マン』とか『アイム・オンリー・スリーピング』の時のジョンは最後まで残っていた。『イマジン』のような曲もつくるけれど、厭世的な面をもつジョンが、すごく人間くさくて僕は好きなんです」
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ラジオ局J-WAVE(81.3FM)で毎週月曜〜木曜、9時〜13時にOAする情報エンタメプログラム「STEP ONE」。ナビゲーターのサッシャと増井なぎさが、働く人に役立つ情報と仕事が捗るGOOD MUSICを届ける。
Pen 2/1号『ジョン・レノンを語れ!』は 1/15(水)発売。
2020年はジョン・レノン生誕から80年、没後40年というメモリアルイヤー。なぜいまも彼のメッセージは心に響くのか。楽曲はもちろん、発言や私生活に至るまで波乱に満ちた人生を掘り下げ、その魅力の根源に迫る完全保存版。
J-WAVE(81.3FM)「STEP ONE」「Pen TALK ABOUT JOHN」
放送日時:2020年1月14日(火)~1月30日(木)の月曜~木曜 12時10分~12時20分頃
内容:Pen 2/1号『ジョン・レノンを語れ!』とコラボレーション。
毎日、スペシャルゲストが登場し、ジョン・レノンのお気に入りの1曲を紹介しながら、その想いを語ります。
1月20日(月)のゲストはGLIM SPANKYの松尾レミ
Radikoでこちから聴くことができます。
→http://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20200116121242
※この期間、「#ジョンレノンを語れ」を付けて、ジョン・レノンの想い出とともに
好きな曲をツイートすると、番組内で紹介されるチャンスが!
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