箱根から人と自然の新たな調和を育む、噂の「NEST INN HAKONE 俵石閣」を訪ねました。
美しい自然に囲まれ、富士箱根伊豆国立公園の特別地域として保護されている”箱根”。その自然と調和するかのように、静かに佇む老舗の温泉宿泊施設が知る人ぞ知る「俵石閣」です。世界を舞台に活躍するアートディレクター八木 保氏を迎え、この老舗の宿の魅力をさらに伝えようと再生計画プロジェクトがスタートしました。それが、今年の夏にホテルエリアの「NEST INN HAKONE」と、11棟の戸建コテージを増設した「俵石閣」の複合施設として生まれ変わった「NEST INN HAKONE 俵石閣」なのです。
名だたる芸術家や文化人たちに隠れ家として愛された「俵石閣」は、彼らが作品づくりのために籠り思索した場所。ここ「NEST INN HAKONE 俵石閣」に足を踏みいれると、自分を見つめ直し、気持ちをリスタートさせる、そんな魅力にあふれています。
今夏、ひと足先にオープンした「NEST INN HAKONE」は、3棟全37室の極上のプライベートルームに加えて、緑に囲まれたレストラン、ベーカリー、コーヒースタンド、コミュニティラウンジ、ミーティングルーム、天然温泉からなっています。プライベートルームでは窓から箱根の自然樹木を一望でき、都会の喧騒から離れたリラックスした空間です。スイートルームでは、自ら薪をくべ、そこに佇む心地よさを体感できるストーブを完備。またレストランでは、天然酵母でつくられた焼きたてのパンと地産地消にこだわった新鮮な食材を、薪グリルで調理したメニューで味わえるとあって、早くも地元ではランチやディナーを楽しむ人々で賑わっています。10月25日(火)~26日(水)には焼きたてのパンを奉納する「秋のパン祭り」も開催予定。焼きたてパンを皆でシェアしながら、絶好ロケーションの醍醐味を満喫できるはずです。
さらに注目したいのは、俵石閣の中に「別荘」という名で増設され、10月上旬にオープンした客室。それぞれ自然を壊すことなく森の中にセパレートした形で佇む異形の戸建宿です。無垢の唐松をふんだんに用いることで、自然の経年変化を肌で感じることができる造りとなっています。
箱根から世界に発信する、非日常へと誘う新たなライフスタイルのカタチ。都心からも好アクセスとあって、今後、箱根のランドマークのひとつとして、是非とも知っておきたいスポットなのです。(Pen編集部)
NEST INN HAKONE HYOSEKIKAKU (ネストイン箱根 俵石閣)
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1290
TEL:0460-83-9090
定休日:無休
料金:「NEST INN HAKONE」1泊あたり2名¥43,174~(朝夕2食付)、「俵石閣」1泊あたり2名¥120,960~(朝夕2食付)
敷地面積:79,207.84㎡(※施設全体)
施設構成:「NEST INN HAKONE」:客室3棟全37室/レストラン/ベーカリーショップ/コーヒースタンド/コミュニティラウンジ/天然温泉/会議スペース 「俵石閣」:客室11棟11室(すべて温泉付)/料亭・茶寮/リラクゼーションSPA
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