カカオ本来の味を追求するビーントゥバー・ブランド「Minimal(ミニマル)」。近年はチョコレートを主体とした焼き菓子やケーキが、特にオンラインショップで人気を集めているという。そんなミニマルが今回コラボレーションの相手に選んだのは、秋田県が誇る日本酒ブランド、新政酒造だ。秋田県産の酒米を用い、天然の乳酸菌を酒母に活用する伝統技法により、独自の繊細な味わいがファンを虜にしている。なかでも生酒「No.6(ナンバー・シックス)」は、清楚にして力強い存在感をもつ格調高い味わいで、幻の酒としていまや入手困難な人気銘柄だ。ミニマルは同シリーズの最上級銘柄「X-type 2019」を贅沢に使用した生チョコレートをつくり上げた。
「私たちが目指したのはX-type2019をありのままに表現した、日本酒が主役のチョコレートです」と代表の山下貴嗣︎はこう語る。10種類のカカオ豆からつくったチョコレートとの組み合わせで試行錯誤を重ね、選び抜かれたのは、洋梨やマスカットのような爽やかな酸味、落ち着いた渋みと花のような香りが特徴のコロンビア・アルアコ産のチョコレートだ。互いのもつ繊細な酸味や複雑で華やかな香り、心地よい苦味やコク、それらがぶつかることなく調和した味わいに仕上がった。口に入れるとすーっと消えるように溶けていき、その間、日本酒の芳醇な味わいが口中に広がる。カカオの特性を知り尽くしたブランドだからできた、奇跡のマリアージュをぜひその舌で味わってほしい。
●Minimal-Bean to Bar Chocolate-(ミニマル)
https://mini-mal.tokyo
※オンラインストア予約開始2020年12月25日(金)
※店頭販売・オンラインストア配達開始2021年1月13日(水)