発表から35周年を迎えた、「ポーター」が手がけるミリタ...
写真・加藤佳男 文・小暮昌弘
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発表から35周年を迎えた、「ポーター」が手がけるミリタリーバッグの新定番。

定番として長く愛されるアイテムは数多くありますが、進化した日本製の名品が再びスポットライトを浴びています。1983年にポーターが世に送り出した「タンカー」もそのひとつ。米空軍のフライトジャケット「MA-1」をモチーフに独自素材を開発。ナイロンツイルとポリエステル綿、裏面にナイロンタフタを組み合わせた三層構造の素材は、ボンディング素材特有のやわらかさをもち、耐久性も抜群。今季、その発表35周年を迎え、進化は加速しています。オリジナル色の「セージグリーン」は、発表当初の色に生まれ変わり、金属ファスナーの引き手から内装のファスナーやビニールポケットの仕様もアップデート。シリーズ全50型には巾着が付属され、ファンならずとも手にしたい一品です。

ディテールを徹底して煮詰めるように進化させたのが今回のバージョンアップのポイントです。金属ファスナーの引き手はプレス製法で製作。ファスナーには「POTER」の文字が刻印されています。

ナイロンタフタを使った裏面は鮮やかなレスキューオレンジが使われています。今回のバージョンアップでは、内装のファスナーまで新たなデザインに。内側のクリアポケットの素材も背面と同じ、ナイロンタフタに変更しました。

発表から35周年を迎えた、「ポーター」が手がけるミリタ...