ヴィンテージな佇まいが美しい、 「ロエベ」のハイブリッドなデザインにご注目あれ!
LOEWE / Mouton Jacket
モード界で2018年のA/Wシーズンでは、ヴィンテージ感がキーワードになっています。上写真のジャケットは、表側が起毛され裏側がボアになったシープスキン製。スペインのラグジュアリーメゾン「ロエベ」の新作です。1970年代に流行したシアリングコート(ランチコート)を想起させる、レトロなムードに味わい深さがあります。この服は異なる要素をミックスする、現代的なハイブリッドデザインでもあります。ベースの型がカジュアルなジージャン(デニムジャケット)で、そのデニム素材が極上のシープスキンに置き換えられているのです。ジージャン本来の縫い目に着目し、そこから白ボアを飛び出させた、立体的でグラフィカルな表現にもさららる工夫が。高級品と臆せずに、ラフな服装と合わせて着てこそ様になる一着といえるでしょう。