2007年5月にスウォッチが世界初のウォッチ・ランドマークとして銀座中央通りに建設したニコラス・G・ハイエックセンターが、2021年7月1日（木）から装いを新たにリニューアルオープンする。

スウォッチグループの創始者、ニコラス・G・ハイエックの名を冠したこのビルは、“建築界のノーベル賞”プリツカー賞にも輝いた建築家・坂茂氏によって設計され、ビル1棟すべてが時計に特化した施設。ビル内には「ブレゲ」「ブランパン」「グラスヒュッテ・オリジナル」「ジャケ・ドロー」「オメガ」「ロンジン」「ティソ」のブティックが入り、1階部分にある各ブランドのガラス張りのショールームは、それぞれのブランドの世界観を表現する空間であるとともに、ブティックへと導くエレベーターでもあるというユニークな仕様が独創的だ。

このニコラス・G・ハイエックセンターが誕生から14年目となる2021年、坂氏のコンセプトを受け継ぎつつ、公園をイメージした明るく開放感のある空間へとリニューアル。側面の壁には滝が流れ落ち、吹き抜け部分の蘭の花などフロアごとに異なる花が建物を彩る。さらに黄昏時から夜にかけては美しくライトアップされ、幻想的な空間へと様変わり。スウォッチグループにふさわしくラグジュアリーでエコロジーの要素も取り入れ、他に類を見ない自然とテクノロジーの見事な調和を楽しめる、新しい空間芸術が体感できる場となっている。