海と生きるフランス男が着る服の店、「ショールーム・アンカー」が築地にで...

海と生きるフランス男が着る服の店、「ショールーム・アンカー」が築地にできました。

店名の「アンカー」とは碇(イカリ)のこと。オープン日は2015年2月4日(水)。

海産物の卸し市場として世界に名だたる東京の築地。海外からの観光客も押し寄せる一大観光スポットでもあります。海と生きる日本の男たちの息遣いが聞こえるこの街に、フランスから直輸入したワークウェアを並べる小さな洋服の店「ショールーム・アンカー(show room“anchor”)がオープンしました。

取り扱いは、ボーダーTシャツが代表アイテムのフランス海軍御用達マリンウェア「FILEUSE D'ARVOR(フィルーズ・ダルボー)」、セーリング用防水ウェア「GUY COTTEN(ギ・コッテン)」、ダックキャンバス生地のワークウェア「DOLMEN(ドルメン)」など、50~100年ほどの歴史ある定番ブランドが中心です。クラシックなオーダーメイドシャツ「AUX CISEAUX D'ARGENT(オー・スィゾー・ダルジャン)」や、2008年創業で職人の手仕事を復権させたバッグ「BLEU DE CHAUFFE(ブルー・ドゥ・シャフ)なども並んでいます。

知る人ぞ知るマニアックな品揃えに、ヨーロッパのワークウェア好きの人でなくてもワクワクさせられることでしょう。街の空気に馴染むこの店を誕生させたのは、フレンチワークやトラッドの輸入代理店「MJQ」。彼らの商品紹介スペースとしての役割もあるため、店名に「ショールーム」とついているのです。

卸し業務の場内と、飲食店が軒を連ねる場外とに分かれる築地市場は、場内が2016年に豊洲に移転します。ですが場外は変わらず営業が続く予定ですから、海を舞台としたリアルワークの土地柄は続いていくことでしょう。おいしいものを食べにこの街を訪れたら、ぜひ「ショールーム・アンカー」も覗いてみてください。(高橋一史)

左の青と白のジャケットは「ドルメン」各¥24,624、黄色のフード付きジャケットは「ギ・コッテン」¥23,760

オーダー可能な「オー・スィゾー・ダルジャン」¥35,640

味のあるバッグは共に「ブルー・ドゥ・シャフ」 バックパック¥49,680、ブリーフケース¥77,760

店の場所は、築地本願寺の裏手に位置する7丁目信号の交差点角。

show room ”anchor”

東京都中央区築地7-11-10
TEL:03-3542-0393
営業時間:11時~21時
不定休

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