Bowers & Wilkinsが誇る絶対的なパフォーマンス「True Sound」を完全ワイヤレス・インイヤー・ヘッドフォンのカテゴリーにもたらすべく、異例ともいえる期間をかけて開発された「PI7」と「PI5」が5月下旬から販売開始。
Bowers & Wilkinsは、英国発ハイエンドオーディオの名門ブランドだ。1980年代後半からアビーロード・スタジオのモニタースピーカーとして採用されるなど、数々の伝説をもつ。そんなBowers & Wilkinsのラウドスピーカーの奏でる音楽に浸るのと同じように、外出中でもハイクオリティなサウンドが楽しめる完全ワイヤレス・インイヤーヘッドフォン「PI7」「PI5」が登場した。
フラッグシップモデルPI7は、耳の中にすっぽり収まってしまうほどコンパクトだが、その構造はBowers & Wilkins製の高度なラウドスピーカーにきわめて近いもの。9.2mmダイナミック・ドライバーと高域再生用のバランスドアーマチュア・トゥイーターが搭載されており、それぞれが専用のアンプで駆動されるバイアンプ方式を採用。この構造により、最上級のダイナミクスと深みある正確な低音を実現した。PI5のドライブユニットにはPI7と同じ9.2mmカスタム・ドライバーが搭載されている。
いずれのモデルもBowers & Wilkinsのプロダクトらしい質感の高さを備えており、ホワイトとチャコールの本体色をベースに、美しく繊細なディテールを際立たせるカラーアクセントが施されている。両モデルともに、ワイヤレスおよびUSB-Cケーブルでの充電に対応する充電ケースが付属する。
aptX Adaptiveコーデックによる48kHz/24bitワイヤレス伝送に対応、2ウェイドライバー構成。環境に応じて最適な処理を行うアダプティブ・ノイズキャンセリング機能を搭載。通話およびノイズキャンセリング用に左右それぞれ3つのマイクを内蔵する。バッテリー持続時間4時間(本体)+16時間(充電ケース)。写真のホワイトの他、チャコールも揃う。「PI7」実勢価格¥44,000(税込)
TWS+テクノロジーによる安定した通信。CDクオリティのワイヤレス再生が可能。アクティブ・ノイズキャンセリング機能搭載。通話およびノイズキャンセリング用に、左右それぞれふたつのマイクを内蔵。バッテリー持続時間4.5時間(本体)+20時間(充電ケース)。写真のチャコールの他、ホワイトも揃う。「PI5」実勢価格¥27,280(税込)