およそ3年におよぶ改装工事を経て、ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店が3月20日にオープンする。1階から4階の店舗フロアに加え、６階にはプライベートサロンを設置。また、昨年開業したルイ・ヴィトン メゾン 大阪御堂筋に引き続き、須賀洋介シェフのディレクションによる「ル・カフェ・ヴィー（LE CAFÉ V）」が最上階7階に登場する。 

オープン前から広く話題を呼んでいる外観は、建築家・青木淳によるもの。「水の柱」を表現し、２層のガラスが波打つように形づくられている。表面にはダイクロイックフィルムが施され、無限のカラーバリエーションを生み出している。周りの景色や空の様子を水面のように反射し、ビル全体が街へゆるやかに溶け込むさまは幻想的だ。 

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内観は、ピーター・マリノによるデザイン。曲線を効果的に用いることで、水の流れを感じさせるような空間をつくり出している。店内にはピエール・ポランやステファン・レオが手がけた家具や、アート作品なども設置され、同ブランドならではの色彩豊かな遊び心を感じさせる。 

オープンを記念し、同店限定アイテムを数多く発表。川久保玲が手がけたレザーバッグを7年ぶりにリデザインした限定バッグや、市川海老蔵とのコラボ―レーションによる化粧ケースなどファン垂涎のアイテムが揃う。 

1981年の開業時と同じ街角に戻ってきた新生ルイ・ヴィトン。ファッションだけでなく、アートや建築、食も楽しめるこの空間は、これからの銀座をさらに盛り上げるはずだ。