![](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/statics.pen-online.jp/image/series/wearknow/title.png)
写真:宇田川 淳
Vol.11 雨や雪に備えたい! 都市生活にフィットする防水バッグのセレクション
![](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/statics.pen-online.jp/image/upload/news/kiru-shiru-11/kiru-shiru-11_FCFhAGY.jpg)
ドラマやCMでありがちなシーンのお話。ビジネス街で働く人が、急に雨が降ってきたとき、バッグを頭上にかざして小走りに駆け出す光景ってありますよね。でもこれって、「リアルじゃない」と思ってしまうのです。なぜって?バッグに収納したパソコンなどの電子機器や、取引先に渡す重要書類が濡れてしまったら、洒落になりませんから! 髪の毛やスーツがずぶ濡れになり、風邪をひこうが転ぼうが、社会人が守るべきモノはバッグの中身です。雨の日は傘を差しても、手持ちのブリーフケースは確実に濡れます。ファスナーから水が侵入してきます。背中に背負ったバックパックも、傘から飛び出た部分がびしょびしょ、って経験は誰しもあるはず。
バッグに関していえば、『水濡れに強い』=『正義』です。反論無用の正しい公式です。ところが、世の中の撥水性が重視されたバッグは、本格アウトドア向けのものが大半。大人が街中で、ビジネスの場で、使いやすいシックなモデルはごくわずかです。アウトドアブランドのラインアップの中にも都会的なデザインはありますが、休日や仕事終わりの印象があるブランドのロゴが大きく主張するバッグを、ウィークデイに用いることに抵抗がある人もいるでしょう。今回の「着る/知る」は、そんな水濡れに強い洒落たバッグをセレクトしました。どれもスポーティで、プライベートでも気負わずに使えるものばかりです。
まず、このページに掲載したのは、海外の高級レインウェアブランド、「ノルウェージャン・レイン」の最新2WAYバッグ。バックパックとして背負うことができ、ブリーフケースとして手持ちもできます。英国のベテランバッグデザイナー、アリー・カペリーノとのコラボモデルです。さらに、その横にある英国製レザーシューズも水が滲み込まない工夫に満ちているのですが、これらの機能説明は次ページで、ノルウェー在住のデザイナー、T-マイケル自身に語っていただきましょう。
![](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/statics.pen-online.jp/image/upload/news/kiru-shiru-11/kiru-shiru-11_QiYVaTU.jpg)
コロコロと水を弾く生地は、水分が浸透しても裏面のフィルムにより通り抜けないハイテク仕様。
バッグ ¥60,480、ブーツ ¥105,840 ノルウェージャン・レイン
問い合わせ先/ユニット&ゲスト TEL:03-3710-3107
norwegianrain.com/