ドイツの紳士靴ブランドの直営店が大阪・南船場にオープン

  • 文:Pen編集部
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日本初、世界では第2号店となる 「HEINRICH DINKELACKER」の正規直営店。

ドイツのハンドメイドシューズブランド「HEINRICH DINKELACKER(ハインリッヒ ディンケラッカー)」の正規直営店が6月11日、大阪・南船場にオープンした。

店内は長い歴史と伝統的な技術を誇りとするハインリッヒ ディンケラッカーの靴が並びながら、革靴を買いに来たということを忘れさせるような洗練されたレイアウトに。さらに、長らくセレクトショップで勤務したスタッフが、服も含めた全身のコーディネートを視野に入れて靴を紹介。隣接するセレクトショップとも連携し、同ブランドの多彩な側面が感じられるはずだ。また、業務提携を組むアメリカ発の靴磨き集団「THE SHOESHINE GUILD」の職人が常駐し、シューシャインとシューリペアを常時受付けるサービスも展開。靴だけでない、さらなる価値を提供する新店舗に注目だ。

工業的な乳白色のモルタルとシルバーのアルミを基調とするミニマルで洗練された店内。

靴磨き集団「THE SHOESHINE GUILD」の職人が常駐することで、靴のすべてを一店舗で完結。ハインリッヒ ディンケラッカーを購入した人は初回無料で磨きを行い、持ち込み磨きや修理にも対応と、嬉しいサービスだ。

履き心地を追求する、世界最高峰のシューズブランド「HEINRICH DINKELACKER」とは?

1879年ドイツで創業したシューズブランド「HEINRICH DINKELACKER(ハインリッヒ ディンケラッカー)」。140年以上経ったいまでも、300工程を超える作業のほとんどをハンドメイドによって製作する。その工程数の多さから、年間生産足数は8000足あまり。人間工学に基づいた履き心地を第一に追い求め、使用する素材は世界最高峰のものばかりを採用している。特徴的なソールは、世界中で一握りの高級紳士靴メーカーのみが正式に採用する底材の名門「ジョー・レンデンバッハ」のもので、その中でも最高品質と名高い「オークバーグ」をレザーソールのモデルすべてに使用する。

世界屈指の職人たちの熟練技と素材によって生み出される、使い心地と美しさを兼ね備えたシューズは、ラグジュアリーの代名詞たるロールス・ロイスに例えられるにふさわしい逸品たちだ。

『Rio(リオ)』:70年以上続くハインリッヒ ディンケラッカーの定番であり、アイコン的存在。厚さ1.5cmにもなるトリプルレザーソールが目を引く。トゥはドイツブランドらしい、独特のスクエアフォルムで、そこに乗るのは豪奢なフルブローグ。このトゥのデザインと分厚いソールによって、 ブランドの中でも唯一無二の存在感を放つモデル。

『Buda(ブダ)』:Rioと双璧をなすハインリッヒ ディンケラッカーの定番。2本の革紐と1本の麻紐を熟練職人の手作業によって縫い込んでいく、「ツォップナート」と呼ばれる製法を用いる。北欧の寒冷地域にルーツを持つこの製法は、見た目の美しさもさることながら高い耐水性を誇り、ブランドの堅牢製をより高めている。 全モデルの中で最も手間暇のかかる一足。

『Wien(ウィーン)』:現在国内で流通するハインリッヒ ディンケラッカーの中では、唯一のスリップオンモデル。人間工学に基づいた設計により、ヒールカップの形状を独自に改良し、 ローファー特有の踵抜けを軽減し優れたフィット感をもたらす。さらにシングルソールの採用によって全モデル中でも特にしなやかな履き心地となっており、 スリップオンモデルでありながらしっかりと足についてくる、安定した履き心地を実現。

HEINRICH DINKELACKER OFFICIAL STORE
大阪府大阪市中央区南船場4-12-22 東栄ビル1F
TEL:06-6245-1315
営業時間:12時~20時

※開催日時・内容などが変更となる場合があります。事前の確認をお薦めします。