日本を代表するクリエイティブ・ディレクター、佐藤可士和の大規模個展『佐藤可士和展』が、2月3日(水)より国立新美術館で開催される。2000年代より、企業から教育機関、伝統芸能や地域産業まで多様なブランディング・プロジェクトを手がけてきた佐藤の「仕事」の数々を美術館で「作品」として見せる、いままでにないユニークな展覧会だ。
ユニクロや楽天、セブン-イレブンなど、私たちが日常生活で自然に慣れ親しんでいる数々の組織のロゴを巨大な油彩やオブジェとして展開するインスタレーションや、1990年代後半から2000年代にかけて佐藤が手がけた広告プロジェクトの傑作選。一度見たら忘れないインパクトのある展示からは、彼がデザインの力でいかに世の中に影響を与えてきたかを知ることができるだろう。さらに幼少期のコラージュ作品や展覧会を象徴するオリジナルのアートワークのシリーズ『LINES』『FLOW』など、佐藤が自らを掘り下げ、表現した試みも必見だ。
今回の展覧会開催に伴い、Pen Onlineでは独自取材を決行。佐藤の単独インタビューや彼の仕事に携わった人々の証言集、展覧会準備を追ったオリジナル動画などを特集記事として1月下旬より随時公開する。
デザインで世の中を変える佐藤のクリエイションに圧倒され、発見を生む機会となるはずだ。
『佐藤可士和展』
開催期間:2021年2月3日(水)〜5月10日(月)
開催場所:国立新美術館 企画展示室1E
東京都港区六本木7-22-2
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間:10時〜18時 ※入場は閉館30分前まで
休館日:火(2/23、5/4は開館)、2/24(水)
入場料:一般¥1,700(税込)
※オンラインでの日時指定予約制を導入。マスク着用や入館前の検温、手指消毒液を設置するなど、新型コロナ感染拡大防止のための対策を実施。
https://kashiwasato2020.com