映画ライターが厳選! 2021年アップカミングな女優6人。
映画ライターのよしひろまさみちが、近年の実績や今年の公開作、その他SNSやYouTubeなどから総合的に判断して、アップカミングな女優をリストアップ! 2021年、さらなる活躍が期待されるのは、この6人だ。
※こちらはPen2/1号「女優。」特集よりPen編集部が再編集した記事です。
芳根京子 ━━ビッグタイトルの連続で、さらなる飛躍の年に。
既に「朝ドラ」や「月9ドラマ」でヒロインを経験し、日本アカデミー賞の新人俳優賞も受賞している芳根京子だが、今年はさらに飛躍の年となるようだ。
「かなりのキャリアがあるのに、いまだに瑞々しさを失わないところがすごいと思います。個人的には2019年の映画『今日も嫌がらせ弁当』で演じた、反抗期の女子高生役がリアルすぎて衝撃を受けました。今年は2月に映画『ファーストラブ』、6月に『峠 最後のサムライ』と、ビッグタイトルの公開が控えています。どちらの作品でも豪華共演者に囲まれていますが、バッチリ爪痕を残しているはずです(笑)」
キャリア、実力、注目作が揃った今年、芳根京子から目が離せない。
白石 聖 ━━出演作の幅が広がり、オールラウンダーに急成長。
「2020年は、つのだじろうのオカルトコミックを原作にしたドラマ『恐怖新聞』で、黒木瞳さんの娘役を演じた白石聖さんがかなりツボでした。母親とぶつかることの多い役でしたが、黒木さんとバチバチの芝居合戦を繰り広げていましたね(笑)」
同時期にファースト写真集も発売し、ドラマとともに話題を振りまいた。
「今年は、いまジャニーズJr.で人気急上昇中の、浮所飛貴と共演する映画『胸が鳴るのは君のせい』が公開されるので女性からの支持がさらに上がりそうな予感。男性共演者の魅力を引き立てつつ、自分の存在感も残せる稀有な存在だと思うので」
性別や年代を超えて確実にリーチする、守備範囲の広さでブレイク必至。