豪華スタッフが集結! Netflixオリジナル映画『タイラー・レイク−命の奪還−』の壮絶なアクションに、言葉を失う。
Netflixオリジナル映画の新作『タイラー・レイク−命の奪還−』の配信がスタートしました。主演は『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワース、プロデューサーは『アベンジャーズ』シリーズのルッソ兄弟、そして監督はルッソ兄弟とタッグを組んできたスタントマン出身のサム・ハーグレイブと聞けば、期待が爆上がりしてしまうというもの。その期待をはるかに超えるアクションが詰め込まれていますので、ぜひ覚悟して観てください!
クリスが演じるのは、裏社会のミッションを引き受けてきた傭兵のタイラー・レイク。ムンバイで誘拐された麻薬王のボスの息子、オヴィを救出する依頼を請け負い、バングラデシュのダッカ市街地に向かいます。少年の奪還には成功したものの、抗争相手であるバングラデシュの麻薬王に追い詰められて、命を狙われる状況に。タイラーは少年を守りながら、敵と戦うことになります。
銃撃戦から肉弾戦まで多彩なアクションシーンが詰め込まれていて、最後まで手に汗握る瞬間の連続! 高い身体能力を誇る肉体派の俳優クリスと、スタントマン出身の監督だからこそ可能になった、魅せるアクションというよりも実践的な息の根を止めるアクションが続きます。とりわけ壮絶なのが、10分以上におよぶワンカットふうのアクションシーン。銃を手にしたままのカーアクションののちに住宅内部に侵入しての接近戦、屋上での建物から建物へのパルクール的なジャンプ、そしてベランダから敵と落下……! って、いやこれカメラマン無事ですか!? と言葉を失う臨場感に圧倒されてしまいました。
朗らかなイメージの強いクリスが、どこか死に取り憑かれている、陰のある男を演じているところもグッとくるポイント。息子の死について後悔の念を抱いているタイラーが、しだいに少年と心の距離を詰め、弱さを見せていく展開が胸に迫ります。川とプール、水のイメージが、冒頭とエンディングを円のようにつなぐ構成にも余韻あり。生き延びてほしいと願いたくなる、愛さずにはいられない男の戦いを見届けてください。
『タイラー・レイク -命の奪還-』
監督/ サム・ハーグレイブ
出演/クリス・ヘムズワース、ルドラクシュ・ジャイスワルほか
2020年 アメリカ映画 1時間57分
Netflixにて独占配信中
www.netflix.com/jp/title/80230399