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その才能がカタチになるときがきた! 「TSUTAYA CREATOR’S PROGRAM FILM2015」グランプリ決定!

同事業は、CCCグループのクラウドファンディングサイト「GREENFUNDING by T-SITE」が映画・映像製作の資金調達をサポート。

「TSUTAYA CREATOR’S  PROGRAM FILM2015」は、TSUTAYAを運営するCCCグループが今年から始めた映像クリエイター発掘事業。年間7億回ものコンテンツを提供するCCCグループとして、もっとワクワクする作品を提供するために、プロ、アマ問わず企画を募集。選ばれた作品は、TSUTAYAが資金や制作体制の全面的バックアップが約束されるとあって、6月から2カ月間という短い応募期間ながらも475企画もの応募が集まりました。

そして、その中から最終選考を勝ち残った7名のクリエイターによる公開プレゼンテーションが、11月12日(木)にiTscom STUDIO&HALL二子玉川ライズにて行われました。ゲスト審査員に女優の黒木瞳さんを迎え、日本映画界を代表するプロデューサーや映画監督、CCCグループ代表の増田宗昭社長が、7組のプレゼンテーションの公開審査に当たりました。

今回、ただ一人女性としてエントリーされた湯浅典子さんは、パイロット版とは思えない迫力ある映像で、プレゼンテーションを行った。

エントリーした7組は、すでに商業映画を撮っている映画監督から、助監督、プロデューサー、CMディレクター、フリーの映像作家などバラエティに富んだ顔ぶれ。各自巨大スクリーンを使い、映画のパイロット版や予告編を流しながら、企画意図、コンセプト、そしてその映画にかける想いを語り、白熱したプレゼンテーション合戦が繰り広げられました。

ゲスト審査員の女優の黒木瞳さんからの質問に答える助監督の片桐健滋さん。

そして、グランプリが決定。最初に発表されたのが準グランプリ2作品。1つ目のフィルマークス賞を受賞したのが、映画助監督の片桐健滋さんの、訳あり物件の不動産屋を舞台としたブラックファンタジーコメディ『ルームロンダリング』。ふたつ目のGREEN FUUNDING賞に輝いたのは、助監督加藤卓哉さんの、SNSを使う若者の3割が持つという裏アカウントをテーマに男女のラブストーリー『裏アカ』。片桐さんと加藤さんには、映画製作の全面的バックアップに加えて、Tポイント20万ポイントとDISCAS1年間無料券が送られました。

グランプリを受賞した『嘘と寝た女』を監督した中江和仁さん(中)とゲスト審査員を務めた女優の黒木瞳さん(左)、増田宗昭社長(右)。

そして栄えある第1回グランプリは、CMディレクターの中江和仁さんが実際の事件を元にした「嘘と寝た女」に決定。審査員満場一致という高評価を得ての受賞となりました。中江さんには、ゲスト審査員の黒木瞳さんから表彰状と、映画製作の全面的バックアップに加えて、Tポイント50万ポイントとDISCAS1年間無料券が送られました。高校生の頃からこの企画を温めていたという中江さんは受賞コメントで、「受賞できたのはスタッフのおかげです。Tポイントは使わずに自腹で焼肉を奢りたい」と話すと会場が笑いに包まれました。ここで選ばれた”名作の種”がどんな花を咲かせるのか、いまから上映が楽しみでなりません。(阿部博子)

「来年以降もこの事業を続けて、映画界の常識を変えたい」と語ったCCCグループ代表の増田宗昭社長。

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