第1回「Branded Shorts of the Year インターナショナルカテゴリー」に選ばれたJohnnie Walker Blue Label のブランデッドムービー『紳士の賭け事II』
「Branded Shorts of the Year ナショナルカテゴリー」には早稲田アカデミーの「へんな生き物」篇
「Branded Shorts Special Recognition Award」ネスレ日本株式会社
またこのような映画祭での取り組みとは別に、動画によるブランド価値向上を追求する研究所『Branded Movie Lab.(http://brandedmovielab.jp/)』を設立することに決めました。
僕はブランドが持つメッセージや世界観を表現するには、ブランデッドムービーの活用が最も効果的だと考えています。そしてコンテンツの魅力とブランドメッセージの発信を兼ね備えたブランデッドムービーを普及させていくことで、クリエイターがきちんと対価を受け取りながら、自身の映像表現を追求していく世界が作れると思うのです。そのためにはブランデッドムービーを作るだけではなく、企業のマーケティング部門に効果分析や今後の映像制作へのフィードバックを行っていくことが不可欠だと考え、Branded Movie Labの設立に至りました。
僕が好きなアフリカのことわざで、「If you go fast, go alone. If you go further, go together.」(早く行きたければ、一人で行きなさい。より遠くへ行きたいのであれば、みんなで行きなさい)という言葉があります。冒頭でも述べましたが、SSFF & ASIAは本当に自分の子どものような存在です。でも最近、意識しているのは、スタッフを「育てる」ということ。映画祭の20周年も間近です。20歳になればもう立派な大人ですからね。スタッフには、口を出したくなる瞬間もグっとこらえて、ある程度、見守るという目線も必要なんです。「感動をわかちあう」というのが僕のモットー。これをテーマに連載を続けて生きたいと思います。