本日4月25日は、日本音楽界に燦然と輝く伝説のミュージシャン尾崎豊の命日だ。中学から高校時代にかけての鬱屈した想いを楽曲に乗せた尾崎。ここでは印象的な歌詞の一節を抜き出し、ゆかりのある場所を歩いてみた。
●渋谷クロスタワー前の歩道橋上
「歩道橋の上振り返り
焼けつくような夕陽が 今 心の地図の上で
起こる全ての出来事を照らすよ
Seventeen’s map」
──「十七歳の地図」より
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●渋谷スクランブル交差点
「誰も見向もしない
Scramble交差点で歌っている
ごらんよ 寂しい心を閉ざして歩くよ
Hard Worker」
──「Scrambling Rock’n’Rol l 」より。
●神明坂
「思い出す たそがれて行く街を
坂の下 たたずんでいた街を
俺はいくつもの 傷をきざみこんだ
坂の下に見えたあの街の中を」
──「坂の下に見えたあの街に」より。
●向山公園
「そして仲間達は今夜家出の計画をたてる
とにかくもう 学校や家には帰りたくない
自分の存在が何なのかさえ
解らず震えている15の夜」
──「15の夜」より。
●母校の中学校
「行儀よくまじめなんて 出来やしなかった
夜の校舎 窓ガラス壊してまわった
逆らい続け あがき続けた 早く自由になりたかった」
──「卒業」より。
※Pen2019年5/1・15号「尾崎豊、アイラブユー」特集よりPen編集部が再編集した記事です。