不死身の兵士をシャーリーズ・セロンが熱演! 瞬き厳禁のNetflixオリジナル映画 『オールド・ガード』
プロデューサーとしての顔を持ち、ここ数年だけでも『タリーと私の秘密の時間』『グリンゴ/最強の悪運男』『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』『スキャンダル』など数多くの製作に携わっているシャーリーズ・セロン。
2017年の『アトミック・ブロンド』では7分半ワンカットのファイトシーンで度肝を抜き、アクションスターとしての存在感も増しています。タフな彼女の新たな代表作になりそうな作品が、Netflixオリジナルの『オールド・ガード』。シャーリーズは本作の製作に参加するとともに、永遠の命を持つ不死身の傭兵を率いる女性兵士、アンディを演じています。
アンディが所属しているのは、何世紀にも渡って人類を守り続けてきた謎の特殊部隊。修羅場をくぐり抜けてきた彼女たちですが、何者かの裏切りによってその能力を複製しようとする組織に狙われることに。能力を見出されて新たに仲間に加ったナイルらともに、組織の脅威に立ち向かっていきます。
不死身のアンディ役を担うシャーリーズに課せられたミッションは、6000年の戦闘経験を持つというとんでもないキャラクターを"リアル"に演じること。スタントコーディネーターによれば、古代の戦いから室内の戦術までが網羅されていて、取り入れられたのは柔道、合気道、シラット、カリ、中国武術、太極拳、テコンドー、レスリング、居合道、剣道…(以下略)という、もはやちょっとよくわからない凄まじさです。
トレーニングを積んで「長回しにも耐える身体を作った」というシャーリーズのアクションは瞬き厳禁。無駄のない実戦的なアクションの連続で、これはまさに6000年にわたって悪を倒してきた動きだ…! という説得力にあふれています。
壮大な歴史の裏側とともに、特殊な能力を持つがゆえに虐げられてきた主人公の悲しい過去と葛藤を描くストーリー。そして、不死身といえども痛みを感じる肉体を駆使したアクション。それらが渾然一体となり、早くも噂されている続編が見たくなるアクション大作です。
『オールド・ガード』
監督/ジーナ・プリンス=バイスウッド
出演/シャーリーズ・セロン、キキ・レインほか
2020年 アメリカ映画 2時間5分
Netflixにて独占配信中
https://www.netflix.com/jp/title/81038963