#バズ美女
噂の美女インフルエンサー、ここにいます。
本屋でアートに目覚めた、赤毛のクリエイター
撮影:熊谷勇樹 文:佐野慎悟
アートディレクター、アーティスト、ヘアカラーモデルと、さまざまな肩書きを掲げる今回のバズ美女は、ボブスタイルの赤毛がアイコニックな鈴木淳子さん。東京藝術大学大学院在学中に始めたセルフポートレートを載せるブログが人気となり、10年前にブロガーとしての活動を始めた鈴木さんはいわばインフルエンサーの草分け。インスタグラムもなければインフルエンサーという言葉すら使われておらず、日本ではブログが流行り始めたばかりだった時代に、企業やメディアと協業しながらインフルエンサー・マーケティングの原型をつくり上げてきた。
「最初は雑誌『スウィート』の専属ブロガーとして活動を始めて、“1万円コーデ”を提案したり、ブランドの展示会に行ってレポートしたり、編集部や広告代理店とアイデアを出し合いながら、いろんな見せ方を提案しました。その時点で、いまのインフルエンサーマーケティングの原型は出来上がっていましたが、全然仕事になりませんでした。だからいくつかの仕事と並行してではありましたが、当時は海外でブロガーの影響力がかなり高まってきた時期だったので、日本にもいつか必ずこういう時代がくると信じて、地道に活動を続けました。気がつけば10年が経ち、私と一緒にブッキングされる方たちが10歳以上年下ということも多くなってきました。若い子たちがこういう仕事に夢を抱いてたくさん出てきて、自分の個性を活かして活躍しているところを見ると、地道に頑張ってきてよかったなって、なんだかこれまでの努力が報われた感じがするんです。最近は、おばあちゃんになるまでやっちゃおうかなって思っています」
若い世代から刺激を受けていると語る鈴木さんだが、10年間仕事を続けながらますます存在感を高めている彼女の姿は、逆に若い世代へも、多大な勇気と励みを与えていることだろう。
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Q1
普段どのようにSNSを活用していますか?
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A
仕事で使うのと情報収集。
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Q2
好きな食べ物は?
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A
アントニオ南青山本店の「仔牛のカツレツミラノ風」、松翁の「ざるそば」、中華そば 竹むらの「味玉中華そば」、スパザウルスの「たらこスペシャル」、ロサンゼルスにあるRepubliqueの「芽キャベツのサラダ」、ニューヨークにあるMIMIの「タルタル」。
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Q3
よく行くお店は?
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A
世界一おいしいコーヒーが飲める恵比寿の「ヴェルデ」。
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Q4
趣味は?
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A
チェス、乗馬、温泉。
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Q5
好きな映画は?
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A
『ユニコ』。あとは映画になる前のアニメも見たりしていた『ルドルフとイッパイアッテナ』。
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Q6
好きな音楽は?
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A
切れ味がいい音や声、センシティブだけどパワフルなものが好きで、特に女性のシンガーを聴くことが多いです。クラシックも聞くし、現代ジャズにハマってたこともありました。 J-POPなら椎名林檎、宇多田ヒカル。制作する時や集中したい時はビョーク、坂本龍一、ルドヴィコ・エイナウディ。 ドライブする時はレディー・ガガ、デュア・リパ、アヤ・ナカムラ、ビリー・アイリッシュなどを聴いて、ノリノリになったり……。 時代をつくる人から学ぶことが沢山あるので、本当にジャンルを問わず聴きます。
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Q7
理想的な休日の過ごし方は?
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A
たくさん寝る。自分のために物づくり。お散歩。
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Q8
好きな男性、もしくは女性のタイプは?
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A
「美学」のある人。
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Q9
愛用しているカメラの機種は?
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A
NIKON D800、Google Pixel 4
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Q10
最も尊敬する人は?
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A
たくさんいらっしゃいます! あえてひとりというなら、ヨハネス・グーテンベルグ。
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Q11
自分らしくいるための、あなたのモットーは?
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A
この質問をされて気づいたけど、昔はすごく考えていたんですが、いまは特にモットーなど気にせず暮らしています。自分を信じる。直感を信じる。諦めない。
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Q12
逆境に陥った時にはどうやって立ち直る?
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A
よし、次! 忘れるために、次に没頭する。自分が納得できることをやったら、嫌なことなんて気にならなくなるでしょ?
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Q13
仕事で得た最大の教訓は?
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A
「君子危うきに近寄らず 」っていうと、まるで自分が君子なのかって話で恐縮ですが、 兎にも角にも、察知力って大切だなと。
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Q14
世の中にもっと増えたらいいのにと思うものは?
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A
美とファンタジーと おいしいごはん.
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Q15
いままでSNSで反響が大きかった投稿は?
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A
2015年、ブルーのロングヘアだった時。フェイスブックで3.6万のいいね! が付いて、247件シェアという奇跡。“バズった”って思いました。
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Q16
SNSでなにか失敗をしたことは? そこから得た教訓は?
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A
失敗とは違うかもしれないけど、一喜一憂しないこと。豊かな気持ちでいることをキープするようにしています。