海洋エンターテインメント『アクアマン』が、DCコミック映画の興収最高記録を更新中!
ヒーローたちがそれぞれに存在感を示して躍進を続けるマーベルに対して、DCコミックスはなんだか暗いというか地味というか……なイメージを払拭できずにいました。しかし、DCコミックスの『アクアマン』が実写映画化され、徹頭徹尾ド派手な海洋エンターテイメント『アクアマン』が誕生!DC映画としては『ダークナイト ライジング』の世界興行収入記録である約10億8千万ドルを、封切り1カ月で塗替え、約10億9千万興行収入記録をたたき出し、ヒットを爆進中です。
物語の主人公は、灯台守の男と海底人が築いたアトランティス帝国の王女のもとに生まれ、海の生物を味方につけるパワーをもったアクアマンこと、アーサー・カリー。アトランティス帝国がテクノロジーと巨大モンスター軍の力を使って地上征服を目論んだことから、アクアマンは“ふたつの世界”をひとつにして平和を目指すために立ち上がります。
幼い頃、アーサーが水族館でクラスメイトたちにいじめられていると、水槽の中のサメがマジ切れしてガラスに激突。それを見たアーサー少年が不思議な力でスーッと制圧するシーンから既に、観る者の脳内を小学生男子のような気分にしてしまうワクワク感があります。家族と仲間を愛し、常にユーモアを忘れないアクアマン。そんな彼を冒険に誘うのは、戦う赤髪のヒロイン、メラ。海中から砂漠までバディとして地球中を駆けめぐるふたりのアクションも大きな見所です。光や髪の毛が自然に揺らめく水中の映像はもちろんのこと、彼らが従えるホホジロザメやヒラシュモクザメ、モササウルスのキャラクターのイキイキとした造形や、馬具をつけたタツノオトシゴ(海馬)に乗るシーンも興奮もの!
ウロコに覆われたようなギラギラのコスチュームで現れた瞬間、よっ、待ってました! と声をかけたくなるほど濃厚なカリスマ性のあるアクアマンですが、2種類の血をもつ自分のアイデンティティについて葛藤する姿も描かれています。多様性のあるキャラクターだからこそ、現代的なヒーローとして受け入れられたのかもしれません。『アベンジャーズ/エンドゲーム』でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)がひと区切りとなるマーベルに対して、『シャザム!【仮!】』『ジョーカー(原題)』が公開される今年のDC映画、これからの動向にも期待が高まります。
『アクアマン』
監督/ジェームズ・ワン
出演/ジェイソン・モモア、アンバー・ハード、ウィレム・デフォーほか
2018年 アメリカ映画 2時間23分
2月8日より全国にて公開。
wwws.warnerbros.co.jp/aquaman
ヒーローたちがそれぞれに存在感を示して躍進を続けるマーベルに対して、DCコミックスはなんだか暗いというか地味というか……なイメージを払拭できずにいました。しかし、DCコミックスの『アクアマン』が実写映画化され、徹頭徹尾ド派手な海洋エンターテイメント『アクアマン』が誕生!DC映画としては『ダークナイト ライジング』の世界興行収入記録である約10億8千万ドルを、封切り1カ月で塗替え、約10億9千万興行収入記録をたたき出し、ヒットを爆進中です。
物語の主人公は、灯台守の男と海底人が築いたアトランティス帝国の王女のもとに生まれ、海の生物を味方につけるパワーをもったアクアマンこと、アーサー・カリー。アトランティス帝国がテクノロジーと巨大モンスター軍の力を使って地上征服を目論んだことから、アクアマンは“ふたつの世界”をひとつにして平和を目指すために立ち上がります。
幼い頃、アーサーが水族館でクラスメイトたちにいじめられていると、水槽の中のサメがマジ切れしてガラスに激突。それを見たアーサー少年が不思議な力でスーッと制圧するシーンから既に、観る者の脳内を小学生男子のような気分にしてしまうワクワク感があります。家族と仲間を愛し、常にユーモアを忘れないアクアマン。そんな彼を冒険に誘うのは、戦う赤髪のヒロイン、メラ。海中から砂漠までバディとして地球中を駆けめぐるふたりのアクションも大きな見所です。光や髪の毛が自然に揺らめく水中の映像はもちろんのこと、彼らが従えるホホジロザメやヒラシュモクザメ、モササウルスのキャラクターのイキイキとした造形や、馬具をつけたタツノオトシゴ(海馬)に乗るシーンも興奮もの!
ウロコに覆われたようなギラギラのコスチュームで現れた瞬間、よっ、待ってました! と声をかけたくなるほど濃厚なカリスマ性のあるアクアマンですが、2種類の血をもつ自分のアイデンティティについて葛藤する姿も描かれています。多様性のあるキャラクターだからこそ、現代的なヒーローとして受け入れられたのかもしれません。『アベンジャーズ/エンドゲーム』でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)がひと区切りとなるマーベルに対して、『シャザム!【仮!】』『ジョーカー(原題)』が公開される今年のDC映画、これからの動向にも期待が高まります。
『アクアマン』
監督/ジェームズ・ワン
出演/ジェイソン・モモア、アンバー・ハード、ウィレム・デフォーほか
2018年 アメリカ映画 2時間23分
2月8日より全国にて公開。
wwws.warnerbros.co.jp/aquaman