新しい暮らし方の提案、「コ・リビング」が人気。
スタートアップのブームに沸くシンガポールでは、この数年驚く勢いでコワーキングスペースが誕生してきたが、続いて注目を浴びているのが「コ・リビング」。さまざまな職種の人がともに暮らし交流する、コミュニティ形成に重点をおいたシェアハウスの発展形態だ。シーンを牽引するのが、3年前にフランス人とアメリカ人が当地で立ち上げた、不動産レンタルのハムレット社。洗練された内装に加え、共有のスペースやプログラムの提供によって入居者同士がつながるコミュニティの充実が、ノマドワーカーなど新しい働き方や暮らし方を模索する人々の支持を得ている。国内はもとより、香港や東京にも施設を続々とオープンさせ、注目は増すばかりだ。