【Penが選んだ、今月の観るべき1本】
濃厚なフェティシズムが薫り立つ作品で知られる、ドイツ出身の写真家、ヘルムート・ニュートンのドキュメンタリー。ファッション誌で女性を撮り続け、エロティックな写真は議論を巻き起こした。登場するのは『VOGUE』編集長のアナ・ウィンターや被写体となったシャーロット・ランプリング、イザベラ・ロッセリーニら。唯一無二の世界観を貴重な証言で捉え直し、ニュートンの作品がはらむ光と影を浮き彫りにしている。
有名戯曲の誕生秘話に迫る『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』は、 舞台愛あふれるコメディ
『ヘルムート・ニュートンと12人の女たち』
監督/ゲロ・フォン・ベーム
出演/シャーロット・ランプリング、イザベラ・ロッセリーニほか 2020年
ドイツ映画 1時間33分 12月11日よりBunkamuraル・シネマほかにて公開。
https://helmutnewton.ayapro.ne.jp/