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2020.09.07
『カモノハシの博物誌 ふしぎな哺乳類の進化と発見の物語』 浅原正和 著 技術評論社 ¥2,508(税込)
【Penが選んだ、今月の読むべき1冊】
カモのようなクチバシをもち、卵を産む哺乳類のカモノハシについて、日本での研究の第一人者が解説する。餌探しに役立つ電気刺激を感じるクチバシ、腹から汗のように染み出してくる母乳、オスだけが蹴爪から出す毒など、その生態は哺乳類の中でも独特で実に興味深い。オーストラリアとのカモノハシ外交や、カモノハシの都と呼ばれるタスマニア州ラトローブの町案内など充実の内容だ。
強く生きる女たちの連帯を描く、『三つ編み』の著者の2作目。
異なる業種で働く77人が、緊急事態宣言下で考えたこと。
“過剰なわかりやすさ”を求めて、私たちが失ったものは?