日本のポピュラー音楽の歴史をコミックソングでたどるとなにが見えてくるのか。本書でいうコミックソングとは、ウケを狙ったものや目新しい音楽のこと。著者は明治・大正期の「オッペケペー節」、戦後の「東京ブギウギ」などつかみが上手い音楽を紹介。さらにザ・ドリフターズの新規性、YMOの自己演出、小室哲哉の優位性、ピコ太郎の出現までを緻密につなぐ。目新しさとある種の軽薄さが、人の心を惹きつけることがよくわかる。
フランス人写真家・シャルル・フレジェ が捉えた、ペルーやハイチで仮装する踊り子の姿。
日本のポピュラー音楽の歴史をコミックソングでたどるとなにが見えてくるのか。本書でいうコミックソングとは、ウケを狙ったものや目新しい音楽のこと。著者は明治・大正期の「オッペケペー節」、戦後の「東京ブギウギ」などつかみが上手い音楽を紹介。さらにザ・ドリフターズの新規性、YMOの自己演出、小室哲哉の優位性、ピコ太郎の出現までを緻密につなぐ。目新しさとある種の軽薄さが、人の心を惹きつけることがよくわかる。
フランス人写真家・シャルル・フレジェ が捉えた、ペルーやハイチで仮装する踊り子の姿。