ルーカスのお宝を収蔵、「大ヒット」となるか?
文:藤野晶子

ルーカスのお宝を収蔵、「大ヒット」となるか?

ミュージアムはふたつのウイングからなる。4階がメインの展示室で、5階はガーデンテラスになる予定。©Lucas Museum of Narrative Art courtesy of MAD Architects

映画『スター・ウォーズ』シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスと、その妻で財界有力者のメロディ・ホブソンが「ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティヴ・アート」という施設の建設計画を発表した。2021年までの開館を目指し、建設費として10億ドル以上を出資するという。  
難航していた立地は、ルーカスの出身校である南カリフォルニア大学が隣接するエクスポジション・パーク内に決定。ミュージアムには、彼が所有する膨大な映画にまつわるコレクションをはじめ、映画や絵画、漫画、写真、アニメなど視覚芸術作品の貴重な資料などを収蔵予定だ。LAの新たな観光名所になることは間違いなさそう。

建築デザインは、北京の建築デザイン会社、マッド・アーキテクツを率いる建築家のマ・ヤンソンが担当。©Lucas Museum of Narrative Art courtesy of MAD Architects

3月に着工式が行われた。courtesy of Lucas Museum of Narrative Art

ルーカスのお宝を収蔵、「大ヒット」となるか?