キューブのような3階建て。午後は12枚のスクリーンでデジタルアートを見せる。サンティアゴ・トレスの作品がオープニング期間を飾った。photo by Agence Ranja© David boureau, oeuvre de Santiago Torres, courtoisie Galerie Denise René
「ガンゲット」といえば、19世紀を中心に川辺で栄えた、音楽とダンス、食を楽しむキャバレー・レストラン。去る3月、13区のセーヌ川沿いの国立図書館エリアに、カルチャー・ガンゲットと銘打った複合施設「EP7」が誕生した。ファサードには12枚のスクリーンとガラス壁がパズルのように組み合わせられていて、朝はエリア情報、昼はデジタルアート、夜は館内のパーティ風景を映し出す。
最上階は和も意識したビストロノミーを提案するレストラン。2階のテラスでは、イベントや展覧会などが催される。1階の軽食カフェは、夜にはウマいタパスとDJがウリのパーティスペースに変化。五感を満足させてくれる、21世紀のガンゲットだ。
1階カフェのランチメニュー。季節の素材にこだわった、赤キャベツと水菜、ケフタのサンドイッチ13ユーロ photo by Agence Ranja© David boureau, oeuvre de Santiago Torres, courtoisie Galerie Denise René
木~土曜の夜はDJのソワレで盛り上がる。プログラムはウェブで確認を。photo by Agence Ranja© David boureau, oeuvre de Santiago Torres, courtoisie Galerie Denise René