ビストロを世界無形文化財に! 庶民派店に市がメダルを進呈。
パリの暮らしに欠かせない存在といえば、ビストロ。通勤前のカフェ一杯からランチ、アペリティフはもちろん、家族で楽しむ夕食まで、さまざまな場面で住民が集う。しかし現在はパリの飲食店の14%にまで数が減少。さらに庶民派だったビストロは高級化が進み、「ビストロノミー」という言葉まで生まれている。
そんななか、ビストロをユネスコの世界無形文化財に申請しようという動きが生まれ、それを支援するためにパリ市は100軒のビストロにメダルを進呈。長時間営業、食事のできるカウンターがある、自家製の家庭料理があるなどの条件から選ばれている。これを機に昔ながらのパリの庶民の味を、ハシゴして楽しむのはいかが。