外出自粛中に最適! レンタルで楽しめるヴィンテージ食器。
BERLIN ベルリン

外出自粛中に最適! レンタルで楽しめるヴィンテージ食器。

文:河内秀子

1950年代頃の東ドイツ製の皿に、豪奢なクリスタルのグラスをセット。価格はディナーセットの場合、1名分につき6~15ユーロ(別途クリーニング代・搬出入代が必要)。サイトでの予約も可。photograph by Gianni Plescia

自転車をはじめ、シェアリングエコノミーが広まる昨今、またひとつユニークなサービスを提供する店が現れた。テーブルウェアがぎっしりと並ぶ「ディー・ヴィトリーネ」(ドイツ語で「ガラスの戸棚」)は、ヴィンテージの食器を貸し出すレンタル店だ。
フランスやドイツのものを中心に、丸皿だけでも約5000枚、グラスは約3000個。19世紀~1970年代までのものが揃う。幼い頃から祖母の家の食卓が好きだったというオーナーは、器収集の趣味が高じてこの店を開いた。さまざまな記憶を刻む器を、人々の思い出の場に置きたいと語る。凝った器を目にすれば、食卓での話も弾むもの。自宅での過ごし方が見直されているいま、食器のレンタルは注目を集めそうだ。

Die Vitrine

Hohenstaufenstrasse 5, 10781 Berlin
最寄り駅:NOLLENDORFPLATZ
TEL:030-3395-5986
※店の営業は事前予約制 
http://die-vitrine-berlin.com

外出自粛中に最適! レンタルで楽しめるヴィンテージ食器。