2015.10.29
定価1,100円(本体1,000円)

写真/デザイン/建築/アート/食/映画/音楽/文学/歴史

台湾カルチャー・クルーズ

Contents

入り組んだ「路地」を歩き、おいしい「食」を味わい、 温かな「人」と出会い、さまざまな「言葉」を交わす――。 台湾を旅すれば、そんな何でもない時間が記憶に残る。 そして、熱量あふれる台湾カルチャーの最前線に触れたら、 現地で過ごす時間がさらに充実することは、間違いない。 日本と台湾のクリエイターが一緒につくった本誌には、 盛りだくさんの台湾カルチャーが、ぎゅっと凝縮されている。 さあ、この一冊を手に、カルチャー・クルーズに出かけよう。

目次

台湾カルチャー・クルーズ


[台湾を知るローカル・トリップ1] 

台湾×路地

これだけは見ておきたい、台北の名建築。

アーロン・ニエが手がける、デザインの世界。

アンドレ・チャンが案内する、美食クルーズ

[台湾を知るローカル・トリップ2]

台湾×食

[私と台湾1] 永瀬正敏(俳優)

芸術が溢れる街で、現代アートと出合う。

ホームホテル大安/チェンピンホテル/アンバ台北中山/ハンブルハウス台北

台湾カルチャーを体感できる、4つのホテル

[私と台湾2] 川島小鳥(写真家)

 作り手の心がこもった、プロダクト・デザイン

[ 台湾を知るローカル・トリップ3]

台湾×人

[私と台湾3]  田島庸喜(「清品茶房 茶通」店主)

張震 チャン・チェン 台湾映画を牽引する、国際的俳優の軌跡。

陳綺貞 チアー・チェン 孤高の歌姫を通して、台湾音楽に触れる。


眺めるだけで心やすらぐ、イラストブック

猫夫人が目指す、人と猫との幸せな関係。

[台湾を知るローカル・トリップ4]

台湾×言葉

モノクロームで切り取られた、 張照堂の作品。


〈対談〉呉明益×辻村深月

ひとつの小説が、国を越えてつながる。

〈小 説〉呉明益 

「九十九階」 

新しい作家たちが、21世紀文学を牽引する。

アイデンティティを模索した、戦後世代の作家たち。

〈小 説〉白先勇 

「ポケットに隠した手」 

〈小 説〉七等生 

「わたしが愛する黒い瞳」

〈小 説 〉宋澤萊 

「傷」 


映画を通して、台湾の歴史を知る。

詳細な年表でたどる、台湾の歴史。

[ 作家が語る台湾の歴史1 ] 陳柔縉

 日本統治時代に萌芽し、戦後に受け継がれた民主運動。

[ 作家が語る台湾の歴史2 ] 陳芳明

 文学の多様性が向上させた、台湾社会の市民意識。

 [ 作家が語る台湾の歴史3 ] 李明.

 野百合世代とひまわり世代が、 肩を並べてともに闘う。


台北map

台日交流の場をめざす、台湾文化センター

台湾をさらに深く知るための、5つのトピックス