藤子・F・不二雄がどのような人生を送り、どのような作品を残したのか、さまざまな切り口で、その全貌を解き明かします。詳細な作品紹介に加え、「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」の探訪ルポや、ドラえもんの名作「ぼくの生まれた日」の貴重な原画を一話まるごと掲載、さらに、辻村深月の書き下ろし短編小説や、今日マチ子のトリビュート漫画など、いまをときめくクリエイターの作品も載っています。私たちは、誰もがみな、藤子・F・不二雄の漫画を読んで大人になりました。100ページを超えるオリジナル記事で構成した一冊は、藤子・F・不二雄を愛するすべての人に読んでほしい完全保存版です。
目次
漫画を描き続けた、 62年の生涯をたどる。
どの時代に何を描いたか、年表で振り返る。
永遠に残る、藤子・F・不二雄の主要作品。
人間性が垣間見える、寡黙な漫画家の言葉。
数々の名作を生んだ、漫画家の仕事机。
愛すべき、藤子・F・不二雄のキャラクターたち。
数字から読み解く、偉大な仕事の全貌。
藤子・F・不二雄の漫画は、何が凄いのか?
長崎尚志(漫画原作者・漫画編集者)
スコシフシギな、SF・異色短編の世界。
博識で物静かな、藤子Fの小宇宙に触れる。
家族との時間を大切にした、3人娘のパパ
2112年に、ドラえもんは誕生するか?
瀬名秀明(作家/日本 SF作家クラブ会長)
ドラえもんの世界を、学問してみれば。
タイムトラベル論 │真貝寿明(大阪工業大学情報科学部教授)
デザイン論 │佐野研二郎(アートディレクター/クリエイティブ・ディレクター)
コミュニティ論 │山崎亮(コミュニティデザイナー/京都造形芸術大学教授)
絶対泣ける、『ドラえもん』の10話。
背筋がゾクリとする、『ドラえもん』の10話。
本当に大人が欲しい、ひみつ道具。
クリエイターが紡ぐ、ドラえもんの物語。
今城純(フォトグラファー)
千原徹也(アートディレクター)
今日マチ子(漫画家)
映画『ドラえもん』、32年間の歩みをたどる。
アニメ『ドラえもん』ができるまで。
藤子・F・不二雄ミュージアムへようこそ。
座談会/展示/サインシステム/カフェ……
著名人が語る、私の好きな藤子・F・不二雄。
佐々木宏(クリエイティブ・ディレクター)
クレモンティーヌ(歌手)
林家たい平(落語家)
三上延(作家)
≪一話完全収録≫原画で読むドラえもん 「ぼくの生まれた日」
『藤子・F・不二雄大全集』の、舞台裏に潜入。
まだまだある、F作品の最新ニュース!
辻村深月 書き下ろし短編小説
「タマシイム・マシンの永遠」