シュワシュワ弾ける、黄金の泡。美食を、宴を、華やかに盛り上げるのがスパークリングワインだ。その頂点に君臨するのが、フランス代表のシャンパン。巷で人気沸騰中なのが、スペイン代表のカヴァ。そして、この秋冬にブレイク必至といわれるのが、イタリア代表のフランチャコルタである。これら〝泡モノ三銃士〞に共通するのは、「瓶内２次発酵」をはじめとする、手間暇かけた製法で造られていること。元祖たるシャンパンの繊細さは、いわずもがな。カタルーニャが主産地で、キリッとした辛口に優しい泡が魅力のカヴァは、そのコストパフォーマンスのよさも見逃せない。一方、ロンバルディア生まれのフランチャコルタは、エレガントな香りと果実味が忘れがたい余韻となる。そこで今回のPenは、いま飲むべきこの３種類の泡モノを徹底解剖。用語をはじめ基礎知識の解説や産地のルポ、厳選の銘柄紹介に「美味しく飲める店」ガイド、さらには至高のシャンパン「ドン ペリニヨン」の故郷や、カリスマ醸造元「ジャック・セロス」を現地に訪ねての取材も敢行した。知れば知るほど飲みたくなる、語りたくなる。本特集も圧巻のボリュームで、あなたを酔わせます。
目次
覚えておきたい、泡モノ頻出用語集。
いまの気分にぴったりの１本は、これだ！
≪シャンパン≫
テロワールを抜きに、シャンパンは語れない。
すべては、「ドン ペリニヨン」から始まった。
「ジャック・セロス」を、知っていますか？
次世代を牽引する、注目の5メゾン
奥深き“シャンパン道 ”へ、いざ.進！
外飲みシャンパンは、「フリーフロー」主義で。
≪カヴァ≫
情熱の太陽が、カヴァをひときわ美味くする。
ブドウにこだわる、「アルテザナル」の造り手。
選び方は自由自在、その多彩さを知る。
肉も魚も受け止める、カヴァは万能選手。
≪フランチャコルタ≫
ロンバルディア発祥の、上質スパークリング
NV（ノンヴィンテージ）から始めて、目指せプレステージ！
美しい景観から生まれる、「泡の魔法」。
イタリアの至宝を満喫するなら、この4軒。
グラス選びで、泡はもっと楽しくなる。
次に来るのは、どの国のスパークリング？
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