1969年、その後40年以上にわたり、ファッションの世界に刺激と衝撃を与え続けることになるブランドが、東京に誕生した。ブランドの名はコム デ ギャルソン。デザイナーは川久保玲。比類なきクリエイションを生み出し続けること、同時に企業として成功することーー両者を一人で担ってきた川久保が、いかにデザイナーとしてだけでなく、ビジネス経営者としても辣腕であるか、その実情に迫りました。川久保玲の独占インタビューから、コム デ ギャルソンという会社の歩み、現在では16まで拡大した全ブランドの詳細な解説、そしてメンズブランドの2012年・春夏最新コレクションまで、コム デ ギャルソンのすべてをお見せします。ファッションのもつ無限の可能性に、感動し、心ふるわせてください。
目次
ドーバーストリートマーケットがやってくる。
デザイナー川久保玲独占インタビュー
四六時中、飢餓状態でいなければいけない。
世界のコム デギャルソン・ファン、大集合!
パリ/ロンドン/ニューヨーク/ミラノ/ベルリン
誕生から 43年、神秘の軌跡を読み解く。
もっと深く理解するためのキーワード8
メンズ6ブランド、注目の最新コレクション
何がどう違うのか、全16ブランド完全解説。
日々の道具である、プロダクトも美しい。
あのひとが語る、私的コム デギャルソン論。
竹中直人/俳優
栗野宏文/ユナイテッドアローズ クリエイティブ アドバイザー
川久保が手がける、空間というデザイン
服の向こうを示唆する、グラフィックの力。
腕時計のポートレイト ─並木浩一
ロレックス
冒険者のための、絶対的な高性能を身に秘めて。
スーツ至上主義 ─小暮昌弘
フランコ・プリンツィバァリーの「25」型
職人の魂が込められた、北イタリアの正統派スーツ
PenNews
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「黒モノ」家電コンシェルジュ ─麻倉怜士
偏愛する靴 ─池田保行
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salon de SHIMAJI ─島地勝彦