アンディ・ウォーホルといえば、キャンベルのスープ缶、コカ・コーラ、マリリン・モンローなど、大衆に馴染みのあるモチーフで強烈なインパクトを与え、ポップ・アートを牽引したアーティスト。
誰もが知る存在にもかかわらず常に謎がつきまとい、好奇心をかきたてられてきたアート界の“巨人”である。
9月には京都市京セラ美術館で、国内では約6年ぶりとなる展覧会、『アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO』がスタート。100点以上の日本初公開作品などを含む約200点とともに、京都との知られざる関係もひも解かれる。
これを機に、改めて“ウォーホル”という存在に注目。生まれ故郷ピッツバーグを訪ねてルーツを探ったり、現代アーティストや脳科学者の視点からその精神性を垣間見たり、巨人、アンディ・ウォーホルの人間像へ迫ってみると、コンプレックスや孤独に悩みながらもそれを跳ね返し、人と芸術を愛してきた、天邪鬼でありながらも純粋なひとりの男の姿があった。
目次
知らなかった、アンディ・ウォーホル
- 知らなかった、アンディ・ウォーホル
- ウォーホルをひも解く、5つのキーワード
- 未知なる故郷、ピッツバーグへようこそ
レシートから玩具まで、「タイムカプセル」にプライベートを垣間見る
天才を育んだ、ふたつの街の風景を訪ねて - いまさら聞けない素朴な疑問にお答えします
これを押さえよ! まずチェックしたい基本の5作品
人生そのものがアート! 時代を駆け抜けた鬼才の足跡をたどる - 人間関係から検証する、ウォーホルの13人
元助手が語る、“アートの巨人”の意外な素顔 - 日本が与えた影響を、二回の旅から考察する
京都で目にした神社仏閣から、感じ取ったこと
証言者が語る、時代の寵児の実像とは? 中谷芙二子 ホンマタカシ - 魅力を深堀り! 素描、写真、映画にフォーカス
- 杉本博司がしつらえる、時代を超えたアートの共演
- クリエイターを刺激する、憧れのアートピース
松山智一(アーティスト) 千原徹也(アートディレクター) 日比野克彦(アーティスト) - 中野信子が読み解く、現代社会を予言した“意味深”な言葉たち
- 時代を映し出す、ウォーホルとリヒターの共通点
- エリイ×森村泰昌、ふたりが考えるウォーホルの見方
- あなたも買える、名作はこれだ
- 【第2特集】
建築と美食で選ぶ、京都のホテル最新案内 - ザ・シンモンゼン
ムニ キョウト
ロク キョウトLXR ホテルズ&リゾーツ
丸福樓
眞松庵
ギャリア・二条城 京都
ウェスティン都ホテル京都
ザ・ホテル青龍 京都清水 - ウォーホルが愛した、ベルルッティという芸アート術
イッタラ展で出合う、至極のガラス - Headliner
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