コロナショックを契機に一気に進んだ「テレワーク」。今後も在宅勤務を採用する企業は増えそうだ。そこで求められるのが、家でどう快適に働くかだ。大手電機メーカー勤務のデザイナーは、子どもと部屋をシェアしながら、職住近接の快適テレワークライフを送る。ダイニングテーブル、ソファ、キッチンを、移動しながら家庭内ノマドのごとく働く夫婦は「職住一緒」を楽しむ。海の近くの別荘に移り住んだイタリア人デザイナーは、大自然に包まれながら〝極上ワーケーション〞。ワークスペースも時間の使い方も、さまざまな工夫をこらしながら在宅勤務する人々は未来を見ている。また座り心地のいい椅子や、省スペース対応のデスクなど、家での仕事をサポートする家具、家電、ガジェットも紹介。この特集の中に、家で快適に働くヒントが見つかるはずだ。
目次
WORK AT HOME
家で働く、心地よく。
「ヴィトラ」が考える、
家で働くための空間とは。
中庭を介した2つの部屋が、
独立した時間をつくりだす。
高阪のぞみ
ビジネスインサイダー チーフプロデューサー
九法崇雄
KESIKI パートナー
「動くオフィス」は、
持続可能な働き方の実験場。
野水克也
サイボウズ株式会社 社長室
大自然から学ぶ、
新たなワークスタイル
ポチエ真悟 槌屋詩野
インパクトハブ東京 共同経営者
ほか
識者と考えるこれからの働き方①
林 千晶
ロフトワーク代表取締役
テレワークに必要なのは、
「自分なりの気持ちよさ」
テレワーク普及で変わる、
住まいに対する意識。
あなたの"家で働くモヤモヤ"
聞かせてください!
月に一度、
全員が集合するセミナーで一体感を
識者と考えるこれからの働き方②
谷尻 誠
建築家/起業家
不安のマネジメントが、
仕事の原動力につながる。
ITALY
サルデーニャの地が育む、
新たな仕事のカタチ
ジュリオ・イアケッティ
インダストリアル デザイナー
FRANCE
窓辺の手作りテーブルが、
気分転換の場所に。
ヴァンサン・ロサン
エコール・ブル教員
リラ・ドゥノワイエル
ランドシヌール社アートディレクター
GERMANY
街を見下ろす屋上の心地よい風が、
発想の源。
アヒム・アンシャイト
ブガッティ チーフデザイナー
AMERICA
寝室と居間の間に設けた、
スマートオフィス空間。
ジョシュア・イティオラ
「Vitsoe」プランナー
TAIWAN
屋上の秘密基地は、
息子と共用のワークスペース
黃 偉倫
キュレーター
SINGAPORE
回遊性のある自邸のどこでもが、
仕事場になる。
ヤン・ヤオ
クリエイティブ・ディレクター
チンアン・ウィー
ピュブリックス メディア エクスチェンジ
アジアパシフィックCEO
ほか
自宅以外にもうひとつ、
ワークスペースをもつ。
TOTE WORK & STUDIO、
12SHINJUKU、シェアプレイス三鷹
在宅ワークを快適にするプランが、
続々と登場!
リノベだから可能になった、
自由な仕事場づくり。
リノべる。 /リビタ
識者と考えるこれからの働き方③
鈴木 元
デザイナー
生活に溶け込むデザイン、
生活に溶け込む仕事。
オフィスでも自宅でも、
主張しない椅子がいい。
柴田文江
デザイナー
誰もが使える、
必要最小限なデスクを考える。
藤森泰司
デザイナー
仕事道具をまとめて収納し、
公私を切り替えよう。
遊び心とこだわりで、
仕事を楽しむ環境づくり。