風船による日本初の宇宙撮影を実現したパイオニア、岩谷圭介さん。EV(電気自動車)のパイオニア、日産リーフにふれて先進性に共感しました。
「静かでスムーズ。しかもプロパイロット機能を使うと、クルマが転換期を迎えたという感じがしますね。いまの時代に生まれた幸せを感じます」
そう言いながら100%電気自動車、新型「日産リーフ」のステアリングを握る岩谷圭介さんは、日本で初めて風船による宇宙撮影を成功させた人物。岩谷さんは、チャレンジを始めた2011年当時をこう振り返ります。「手本のないゼロからの出発だったので、工夫しながら進めました」。
前人未踏の道なき道を歩んできたのは、世界初の量産EVとして8年前に登場した初代の日産リーフも同じです。不可能だと思われていたことに挑戦して成功したEVは2代目へと進化しました。
クルマが転換期を迎えた、という感じがします。
岩谷さんは、新型「日産リーフ」の高速道路 自動運転技術「プロパイロット」を試しました。車線中央をキープしながら前走車両との車間距離を保つように、アクセル、ブレーキ、ステアリングを車両が自動でコントロールします。
「北海道が仕事の拠点なので、1日300㎞ぐらいはクルマで走ります。この機能があれば長距離運転でも疲れないでしょうね。行動範囲が広がるし、到着してから仕事に集中できますね」
続いて、駐車スペースで自動駐車技術「プロパイロット パーキング」を体験。ステアリング、アクセル、ブレーキ、シフト、パーキングブレーキを自動で制御して縦列駐車もこなすこのシステムに、岩谷さんは目を丸くしました。
「風船にもこういう仕組みが欲しいですね。風船は、上空30㎞以上の高さまで上昇して、宇宙の入り口から地球の写真を撮ります。この時に時速300㎞以上のジェット気流に流されるので、打ち上げた場所から100㎞ほど離れた場所に落下します。GPSを使って回収しますが、もし自動で戻ってきてくれたらすごく嬉しい」
先進のテクノロジーが、 運転を楽しくする。
岩谷さんの活動の特徴のひとつに、安全と環境への配慮があります。風船が必ず海に落下するように打ち上げて安全を確保、風船の素材も環境に負荷をかけないように天然ゴムを用います。
「地球環境に負荷をかけたり、生活に脅威を与えるものは続きませんから」
このあたり、新型「日産リーフ」が目指す排出ガスゼロ、事故ゼロの世界に通じます。
「将来は風船で人を宇宙に連れて行きたいと考えています。人間は、見たことのない世界を見たいと思う生き物で、だから宇宙に憧れます。クルマで移動したいと考えるのも動機は同じ。日産リーフはそんな人間の欲求を安全かつ快適にかなえてくれる新しい乗り物だと感じました」
アクセル操作だけで加減速・停止までできる「e ‒Pedal」を操りながら、「思った通りに走ってくれますね。ドライブが楽しいです」と、新型「日産リーフ」の運転を満喫している様子。垂直方向と水平方向。向きは異なれど、自由に移動する願いをかなえるという意味では風船もクルマも同じなのです。
問い合わせ先/日産自動車