周囲の雑音から自分自身を隔て、一瞬にして集中する——。ノイズキャンセリング研究に40年近くの歴史をもつ「BOSE」から、最新のテクノロジーを盛り込んだ最上級のワイヤレスヘッドホンが登場、写真家の小林紀晴さんにノイズキャンセリング技術と音質のよさを確かめてもらいました。
写真家であり紀行家でもある小林紀晴さんが、移動の時間にふと思い出すこと。それは若き日にアジアでオンボロなバスに何時間も揺られていたとき、ヘッドホンから流れてくるカセットテープの音楽と目の前の風景が自分の中で映画のようにシンクロし、創作のアイデアが生まれた瞬間のこと。「いまも移動中には音楽を聞いています。最近はストリーミングサービスの音源から、リラックスできるチルアウト系を選ぶことが多いですね」
大判のフィルムカメラからデジタル一眼による動画撮影まで幅広い表現に挑む小林さん。「特にメカに詳しいわけではない」と謙遜しながらも、仕事で使う道具や、快適な作業環境を整えることに対するこだわりは強いそう。レンズに関してはズームでなく単焦点で揃えています。
「単焦点はズームと違い画角が固定されています。だから、被写体をどこまでも追い続けられないという潔さがあります」
あえて万能性に欠ける単焦点のレンズで世界と向き合うことで、撮影すべき対象への集中力を高める。それが小林さんのこだわる機材選びの流儀です。
一瞬にして、集中を高めてくれるもの。
「膨大なカット数の中から写真をセレクトしたり、原稿を書いたりする場所としてカフェを使うことが多いですね。ただ、広い空間は心地よいけれど、周囲の雑音や話し声が気になるので耳栓を持ち歩いています」という小林さんに、圧倒的なノイズキャンセリング能力をもつ「BOSE Quiet Comfort 35 Wireless HeadphonesⅡ」のヘッドホンを試してもらいました。
「ワイヤレスでスマホとつながるので、ノートPCに向かうとき煩わしくないのがいいですね。今回初めてノイズキャンセリングヘッドフォンを使いましたが、思考の集中が、耳栓を使ったときと少し違うことに気づきました。スイッチを入れた瞬間、周囲の雑音が消えて“シュッと世界が切り替わる”感じがします。音楽を聴かずに、ノイズキャンセリング単体の機能だけでも使えそうですね」
「音楽を聞きながら集中するのに、写真のセレクトの場合は歌詞があっても大丈夫ですけれど、原稿を書く場合には言葉が邪魔してくるのでインストか外国語の歌がいいですよね」
得意のパスタ料理に取りかかりながら、ノイズキャンセリングヘッドホンで集中を高めてくれる音楽について語る小林さん。オンとオフの時間をスマートに切り替え、集中すべき時間を効率的に生み出し、自分のパフォーマンスを最大限にする道具として、これからもBOSEのヘッドホンとの密なる関係が続いていきそうです。
問い合わせ先/BOSE
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