アーティスト・塩田千春が、延べ66万人が訪れた自身の個展とこれからを動画で語る。【Penクリエイター・アワード2019】

  • 動画ディレクション:谷山武士
  • 撮影:筒井義昭、ジャンニ・プレッシャ
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2019年に最も輝いたクリエイターを讃える「Penクリエイター・アワード2019」。選出された9名のひとり、アーティストの塩田千春は、森美術館で大回顧展を開催。述べ66万人という来場者数を記録した。同展を訪れた塩田が作品について語るとともに、ベルリンでの制作風景を公開。



吹き出るような赤い糸の海に浮かぶ船や、おびただしい本数の糸が張り巡らされた空間に置かれた焼け焦げたピアノ。アーティスト・塩田千春が生み出す作品は、観る者の心を強く揺さぶり、一度目にしたら忘れ難い印象を残す。

今年の6月20日~10月27日まで東京・森美術館で開催された個展『塩田千春展:魂がふるえる』は、延べ66万人、同館歴代2位という驚異的な来場者数を記録した。Pen Onlineでは、展示最終日に会場を訪れた塩田に同展について語ってもらい、展示風景のダイジェストとともにムービーを制作。ベルリンのアトリエでの取材時に撮影した、新作の制作の様子も必見。

塩田千春●大阪府生まれ。1996年に渡独。2008年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2015年、第56回ベネツィア・ビエンナーレ国際美術展の日本館代表作家として選出される。世界各国で展覧会を開催する他、舞台芸術などのコラボレーションも行う。ベルリン在住。photo: Gianni Plescia