SAINT LAURENT / サンローラン
2018-19年 秋冬 メンズ・コレクション
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ロシア伝統のチャプカ帽を、
ヘッドピースにアレンジ -
ファーコートを羽織る、
迫力のあるエレガンス -
タキシードジャケットも、
きらびやかに豪華に。
今秋冬も、パリのセーヌ川沿いの特設テントで、メンズ・ウィメンズの合同ショーを行ったサンローラン。ルックの中心はウィメンズであり、数が絞られたメンズもまた、ウィメンズと共通するテーマである「1976年のロシアンコレクション」に着想を得ています。ムッシュ イヴ・サンローランの歴史上重要な、ロシアンバレエをフィーチャーしたこの豪華なコレクションにオマージュを捧げた今回は、同様にきらびやかなモチーフが使われました。光輝くタキシードジャケットが夜のシーンを盛り上げ、ファー素材のコートがゆったりと体を覆います。黒のスキニーパンツと先が尖ったブーツでボトムを引き締めるバランスは現代のサンローランの流儀ですが、ロックよりもエレガンスに主軸が置かれ、新時代の創造へと歩みを進めています。