PRADA / プラダ
2016-17年 秋冬 メンズ・コレクション
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水兵を彷彿とさせる、
冬のマリンルック。 -
メインアクセサリーのひとつは、
様々な服につけた「つけ襟」。 -
「ロマンティックな絵画」の
プリントが多数登場。
プラダが今季インスパイアされたのは「英雄、戦士、悪人、革命家など、歴史上の異なる時代の重要人物」。モデルの頭には水兵を思わせる帽子が被せられ、クリストフ・シュマンが描いたプリントは「ロマンティックな絵画」のよう。多くのルックに見られるボアの襟は、つけ襟のアクセサリー。パンツの裾はモダンな印象の短いクロップド丈になっています。ショーには女性モデルも登場し、男性と同じ素材の服を着ていますが、メンズは決してフェミニンではなく男性的で逞しい印象です。計算された着崩すコーディネートの手法は、プラダらしいもの。歴史も文化も国もさまざまに混在した、独創的な世界が繰り広げられています。