Paul Smith / ポール・スミス
2015-16年 秋冬 メンズ・コレクション
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ジャケットは大きな肩で、
パンツはスリムなAライン -
ワイドパンツにトップスを
インしたルック -
70~80年代ふうの、
着崩しドレスアップ
肩幅が広くゆったりとしたジャケットやコート、ハイウエストなパンツが、テーラリングの新しいシルエットを語るこの秋冬のポール・スミス。ピークドラペルの襟が、“ボールドな”印象をさらに強調しています。ここでも70年代はキーワードの一つで、登場するフルレングスのシープスキンコートは、当時のロックスターへのオマージュ。コレクション全体の色や柄は、幾何学柄の図案が作風のドイツ人アーティストのジョゼフ・アルバースと彼の妻、アニ・アルバースに影響を受けています。このアートが、着こなしの中にモダンで知的なフィーリングを織り交ぜる役割としても機能しています。