Neil Barrett / ニール バレット
2020-21年 秋冬 メンズ・コレクション
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グラフィカルな印象の
白黒バルキーニット -
チェスターコートの袖に、
トレンチコートの生地が。 -
裾を折り返したデニムが、
今季はボトムの軸に。
デニム、デニム、デニム……。足早に歩くモデルが交差するランウェイに次々と登場するのは、ボトムがほぼ同じデニムで、合わせる服で変化をつけたコーディネートの数々。「アートと職人」をイメージした今季の核としてフィーチャーされている。そのグレイッシュなデニムは1950年代ふうに裾を大きく折り返し、センターにシャープなクリースがつけられた。アウターにはニール・バレットが得意とする切り返し手法によるハイブリッドなデザインが施され、グラフィカルな印象を醸す。トレンチコートの袖を付けたチェスターフィールドコート、ルーズフィットのテーラードジャケット、化繊のダウンジャケット、ボア素材のダッフルコート、白黒ミックスのニットらが揃い、現代の男性に必要なワードローブが過不足なく網羅されている。