MAISON KITSUNÉ / メゾン キツネ

2017年 春夏 メンズ・コレクション

ファッションも舞台美術もお洒落なフランス映画、1958年公開の『ぼくの伯父さん』にインスパイアされた今季。50年代のポップな色やワードローブがベースになっています。ダークカラーのバルカラーコートは襟がベージュで、モダンなツートン配色に。クラシックなジージャンはデニムの代わりにヒッコリーストライプの布が使われ、ワークウエア同士のハイブリッドな融合が。映画に登場する邸宅の庭に、尾を突き刺したユーモラスな魚の彫刻が登場しますが、これは釣り針のような図案のニットとして表現されました。コレクション全体はデイリーウェアが中心となり、レトロなようでいて確実にモダン。新鮮に着こなせるアイテムがラインアップされています。