LOEWE / ロエベ
2020年 春夏 メンズ・コレクション
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民族調の服が、
コレクションの軸。 -
注目される紺ブレで、
リゾート着をドレスアップ -
すべてレザー素材の
贅沢なオーバーオール
遊牧民の民族衣装のように、ロングシャツやチュニックのスタイルが際立っていたロエベ。たっぷりとボリュームのあるシルエットはエスニックな感性に基づいている。その上にテーラードジャケットを羽織り、高級なレザーバッグを手に持てば、旅先でのドレスアップや街中での快適な装いの完成だ。世界中の工芸品をサポートするロエベは、今季のメンズ用の布地を様々な国から調達した。バングラディッシュの刺繍コットン、西アフリカ・ブルキナファソの手作業で織って染められたインディゴ、日本のリネンデニムとパンチング加工されたガーゼなどがコレクションに温もりを与えている。服づくりにおいて独自の哲学を持つロエベの役割は、サステイナビリティやフェアトレードといった考え方が重視される現在のファッション界でますます大きくなっている。