LOEWE / ロエベ
2017-18年 秋冬 メンズ・コレクション
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ロングストラップが旬な、
レザーのエプロン。 -
フィッシャーマンズニットも、
英国調を物語る服。 -
保守と前衛が入り交じる、
タータンのチェック柄ルック。
世界中の若い世代のデザイナーに共通しているデザイン手法は、自身が生活してきた身の回りのエッセンスを注入すること。スペインの老舗レザーブランド、ロエベを率いるイギリス人、ジョナサン・アンダーソンも同様のデザイナーです。これまでデニム、ライダースといった労働者階級の服装やストリートウェアから着想を得たアイテムを展開してきました。今季はパンクを彷彿とさせ、伝統と反逆のシンボルである赤いチェック柄の“タータン” が目を引きます。タータンはブルゾン、パンツ、シャツ、Tシャツ、靴など至る所に顔を出します。街での生活をイメージさせるエプロンやトレンチコートなど、レザーももちろん重要なマテリアルとして存在を主張しています。