DSQUARED2 / ディースクエアード
2020-21年 秋冬 メンズ・コレクション
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インナーには、
小さなニットをレイヤード -
新たに提案するスタイルは、
全身スリムでコンパクト -
アウターは引き続き、
オーバーサイズが人気。
モードの表舞台で、「ネクスト オーバーサイズ」を探る動きが顕著になり、細く長いシルエットの服が勢いを増している。2020-21年秋冬のファッション傾向は、人気が続くオーバーサイズとスリムシルエットが共存する時代になりそうだ。この傾向をよく物語るのが今季のディースクエアード。デザインするカナダ人兄弟のルーツともいえるローライズのスキニーデニムが、コレクションの軸になった。彼らが得意とするグランジやブルーワーカーのセクシーさがボトムで表現されている。トップスは何着も服を重ねるレイヤードで、オーバーサイズのインナーに女性モノのようにコンパクトなニットを組ませたルックも登場。フェミニンさを取り入れた男性とマスキュリンな女性との間に服装の差は少なく、ジェンダーレスないまという時代が体現されている。