DRIES VAN NOTEN / ドリス ヴァン ノッテン
2014年 春夏 メンズ・コレクション
毎シーズン、コレクションを生地から生産するなど、独自の道を歩み続けるドリス ヴァン ノッテン。今回は春夏メンズの最重要モチーフである「花柄」を徹底して追求したことで、いまの時代感がよく表れたコレクションになりました。なお、前回の秋冬ではペイズリー柄がほとんどのルックに使われていて、今回も同様に花や植物柄が一つのルックやアイテムの中に大胆に入っています。多様な花の図案の中には、パリ装飾美術館のアーカイブからセレクトされた18~20世紀のプリント模様もあり。それらが光沢のあるシルクをはじめとする軽やかな素材に組み合わされ、強さがありつつもリラックスした、着やすい服に落とし込まれています。