DRIES VAN NOTEN / ドリス ヴァン ノッテン
2017年 春夏 メンズ・コレクション
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クラシカルな植物図案と、
テクノ素材のミックスパーカ。 -
リアルとアートが共存する
プリント柄のモッズコート。 -
デニムパッチワーク風短パンは、
だまし絵手法のプリント生地。
19世紀イギリスのデザイナー、ウィリアム・モリスによる、生活と芸術を一致させる「アーツ・アンド・クラフツ運動」。さらに、モリスの邸宅である「ケルムスコット・マナー」の風景に思いが馳せられた今シーズン。そのエッセンスはドリス ヴァン ノッテンが得意とするクラシカルなタペストリー図案の転写プリントや刺繍となって数多く登場します。ただし、古典主義といえるそのファブリックで仕立てられた服は、モッズコート、ジージャン、ジップブルゾン、マウンテンパーカ、ショートパンツといった、現代人好みのアイテム。シルエットは、ほとんどがいま風のルーズなもの。「リアル」と「アート」とが手を取り合い、親しく共存するコレクションです。